なんでも揃うあの場所をぶらり
長浜をぶらりしたついでに、乗り放題という利点でもう1箇所ぶらり。
新快速で南下し、米原から普通電車で2駅。南彦根へとやってきた。滋賀北部最大のショッピングモール『ビバシティ彦根』を駅前徒歩すぐの距離に擁し、「平和堂」本部もある“企業城下町”。
相変わらずの近さと変わらない見た目。クルマ社会故の巨大な駐車場にはクルマがびっしりと。さすがの光景だ。
ところ変わって、気掛かりな「トイザらス」。今月下旬の閉店でセールの張り紙があって、カウントダウンが進んでいる。湖北、湖東であんなに愛されたのに最早これまでだったか…
中に入って、イベントに使われる「センタープラザ」へ。吹き抜けには羽根や「賀正」と書かれた凧、書の作品などが飾られムードを盛り上げていた。どこのショッピングモールもこんな感じなのかもしれないけども、何度も見慣れた分個性なのだと感じてしまう。
映画館も相変わらずでまもなく公開となるドラえもんのフォトスポットもあった。人生で初めて見に行ったのが2005年のドラえもん映画。ちょうど「のぶドラ」最終期のころだった。入場特典のおもちゃがあったのをよく覚えている。あれから17年経つわけだが、さすがは国民的アニメ。こういうのがあるぐらい根強さは変わらないもんだ。
それ以外にも、ゲーセンやミスド、本屋、雑貨屋、ケーブルテレビのPRパネルとテレビなど変わらないテナントも数多い。どこかほっとする。
オープンから20年以上経ってるらしく、他ではリニューアルしているところも多いし、比較的歴史ある「ビバシティ」。ただ、これだけ県民に愛され、京阪神や湖南エリアなど都会に行かずともここで全てが揃うし、ティーン同士で大集合できるわけだ。イオンモールはどこでもあるし強い。実際長浜に「ジャスコ」時代からイオンが進出している。でも、滋賀が誇るスーパー「平和堂」のお膝元で本部がお隣にあるこの牙城は崩そうにも崩せないだろう。そんな強さを「ビバシティ」は証明しているような気がした。そんな久々のぶらりだった。
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