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トイザらスに勝るものなし

「ビバシティ彦根」内にあるトイザらスが2022年年明けに閉店することになったそう。滋賀北部では随一といえるおもちゃ、ゲームの品揃えでここいらでおもちゃと言えば真っ先にここが思いつく。さすが、巨大おもちゃチェーンだけあるし、家電屋やイオン、アルプラザなどの大型スーパー、百貨店には勝てはしないと思うほど。

彦根と大阪で

僕自身は彦根の他、母方のおばあちゃんに会いに行ったときは大阪の山田駅前にある「デュー阪急山田」という商業ビルに入居するトイザらスにもお世話になった。僕はプラレール、トミカ、レゴなど、妹はリカちゃん、シルバニアファミリー、メルちゃんなどの人形類、兄妹共通で当時全盛だったDSやWiiのマリオシリーズ、どうぶつの森シリーズなどを買ってもらったなどしていた。

困りはしない京阪神

大阪を始め京阪神に行けば、トイザらスは元より、ヨドバシカメラやエディオン、ヤマダ電機、ビックカメラなどの大型の家電屋や大丸、阪急阪神、高島屋、京都伊勢丹などの百貨店といったように大きくてなんでもある店が多数集積。トイザらスほどではないかもしれないが、そんなに困りはしない。

「トイザらスロス」で湖北は…

一方で僕が住んでいた湖北でおもちゃを買うと言えば、トイザらス以外ではアルプラザかイオン、ジョーシン、ゲームなら三洋堂や「サンミュージック」などといった本屋とか各家電屋などかなり選択肢は限られる。そう考えるとトイザらス撤退は湖北のファミリー層にとっては非常に痛手だ。「トイザらスロス」になって親はどこで買おうか頭を悩ませ、子どもはショックで地団駄を踏みまくるだろう。さらに、長らく店を構えてきた分消えてしまうことにショックを受ける声なんてのも。

取り巻く環境

とはいえ、インターネットが発達した今ではわざわざ行く必要もない人も一定数いるし、実際そういう背景や他店に押されたことで発祥であるアメリカのトイザらスは破産することになった。幸い日本法人への影響はなかったものの、コロナで打撃を受けたし、こういう閉店も致し方ない面もある。

長らく、湖北と湖東のキッズを楽しませ、ワクワクさせてくれたトイザらスの功績はかなり大きなものだと思う。一応ビバシティにはエディオンがあっておもちゃも取り扱ってはいるとは思うが、あれほどの品揃えや種類に勝りはしないだろう。自分のツイッターでそのことを呟いたリプを見るとやっぱり思い出がある人は多いだろうし、滋賀北部最大のショッピングモールの一角、普通電車しか止まらずとも駅の真ん前という好立地だ。ローカルネタながらこのショックは計り知れないだろう。それでも、楽しませてくれたトイザらス彦根店には感謝を贈って記事を〆るとしよう。

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