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『せいかつしていくために』を買って読んでみた。

個人的に贔屓にしているnoterが本を出版した。

  • あっち向いててね。(恋愛短編集)

  • 少女よ、星になれ(短編小説)

  • せいかつしていくために(エッセイ集)

の3つ。この中から、タイトルの通り「エッセイ集」を購入。本の300円に加えて、日頃絡んでいることなど、いろんな感謝を込めて500円を投げ銭した。

届いた

届いた本を早速読んでみる。
中身は16のエッセイが収録。「note」からの選りすぐり記事で、少しアレンジがされている。このうち、1作だけnote未公開の新作もある。
個人的に好きなのや、お墨付きなどたくさんある。

トップバッターには『おかあさんのたまごトースト』。『今日の注目記事』に選ばれた栄えある記事だ。結局、母親の料理はどんなものでも記憶に残るもんだと自分にも照らし合わせたくなると感じる。読んでると「たまごトースト」作りたくなった。今度作ってみようかなぁ。

その次には、みんな大好き「ミスタードーナツ(ミスド)」にまつわる思い出記事。

僕自身も実家から電車でショッピングモールへ出かけた先や母親と帰省した大阪などでよく買っていた。和食が主の父方の祖父母でも、絶対喜んでいたほど。そんなことを思い出す。

他にも、日常生活やパン屋でのアルバイト、彼氏さんとのエピソード、カフェ巡りの話など、「まうさんの日常と好き」が本の中に収められている。

読み通してみて

洗濯している30分ぐらいで一通り読んでみた。1人暮らししていたり、パンやスイーツなどのおいしいもの好きなどあって、共感する部分は多い。実際の記事でも、いくつか僕からコメントもしていたほどで、それをオフラインで楽しめるのはまた違った感覚で楽しめる。

エッセイが読みやすい

元々本を読む習慣がない上、フィクションを読むときの想像力がイマイチ働かない。しかし、noteをやり始めてエッセイ系統は読みやすさを感じていた。

実際に、井手上漠ちゃんのエッセイは買って読破したほど。リアルリティあるの方が読みやすい節はあるし、自分の現在進行形の生きづらさにもリンクすると入りやすい。

小説でもこれはハマった。

とはいえ、小説が全くハマらないわけでもない。

今年7月にまうさんが出した連載小説。「大阪梅田」「滋賀県」などが舞台で

この世を去った元カノを追いかける女の子の物語。

  • 阪急にある本屋(阪急大阪梅田駅の紀伊國屋orブックファースト)

  • 新快速電車

  • 滋賀で唯一新幹線が止まる駅

などのワードは、僕自身にゆかりが深いところばかりで、かなり読み進めた。関係性や人物像も想像しやすかった。内容も気に入っているからこれも書籍に…と思ったりして。


まうさんの記事を毎度毎度読んでは、気になると時折コメントで絡んでいる。逆に、故郷を旅した記事で僕に絡み返すこともある。

「地元がニアピン」「ずとまよ好き」などの共通点で「贔屓にしている」からという理由が強いが、それだけでも「本習慣なし」の僕には貴重な入り口なのかもしれない。

余談だが、挟まれた「サンキューメッセージ」をよく見ると、僕はまさかの1番乗りで買ってたそう。全然迷わなかったし、ここまで本気なのは自分でも驚きだ。

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