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首都圏の鉄道、どう攻める?

高松から東京行きの寝台特急のチケットをゲットし、その翌日の宿も取った。関西へ戻るための格安きっぷも取り、段取りはちょこちょこ決めているが、なかなか決められないのが

東京着いたら、どの鉄道乗ろうか?

というところ。音楽系を中心に行ってみたいところをリストアップしていたり

こういう経路で行きたいなぁ
この路線の最速達で音楽楽しみたい!
この路線をあの曲と音もしたいからこの時間に乗るのがベストやなぁ
このMVのロケ地行かねば!!

など欲張りを重ねてかなり迷ってきた。おそらく東京1泊だけでも回れる鉄道は限られてくる。

首都圏の路線網

JRが何路線もあるし、「湘南新宿ライン」「上野東京ライン」「相鉄・JR直通線」「横須賀線」など同じ路線のルート違いもたくさんある。他、東京メトロ9路線、都営地下鉄4路線、さらに「東京メトロ」以外の大手私鉄も8つの会社があるし、都電荒川線や中小私鉄、第三セクターとなれば、さらにたくさんある。

複雑さを加速させる相互直通

1路線の相互乗り入れが2、3社から最多で5社というさらなる複雑さも重なるし、2023年3月からは相鉄が計4社局と相互乗り入れを開始し、間接的なのを含めて、合計7社局10以上の路線が絡むことになる。行先と種別も何十通りとなるし、何十キロという遠いところの遅れが乗ってる列車に影響を及ぼすなんてこともある。銀座線、丸ノ内線といった電気設備の異なる路線以外はだいたい規格が揃っていて、JR在来線「1067㎜」を採用している鉄道が多数派。

関西は序の口

「私鉄王国」と称される関西も初見や詳しくない人にとってみればこうやって迷うかもしれないがまだ序の口。多くても、「神戸高速線」で計3社が絡むぐらい。JRも新快速の軸ははっきりしているし、分岐もさほど多くない。せいぜい「環状線の3種の快速」がややこしいのと「琵琶湖線と湖西線を間違える」ぐらい。初見泣かせもありつつも首都圏よりはシンプルだったりする。地元民の鉄オタである僕が慣れ過ぎただけかもしれないが。

未経験多し

余談はさておき、過去に「鉄道博物館」「日光鬼怒川旅行」「中学の修学旅行」「従兄の結婚式」で何度か訪れたが、「山手線の左半分」や都内西部は未経験だし、関東地方で乗った鉄道も感覚的に全体の1割ぐらい。ライブ好きでも、関西2府4県、とりわけ京阪神圏がほとんどで、これでも満足してしまう。

こういうこと故に欲張ることにはなるし、複雑さでむしろ迷ったりミスることが増えるかもしれない。でもやっぱり、乗りたいところは確実に攻めてみたい。こんなことを考えていたら列車旅して見知らぬところに降り立ったり、ミスっている夢を見ていたぐらい。とはいえ、過去最大級の旅にはなりそうだが、良い余韻でフィニッシュしたいもんだ。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。