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週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

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2021年10月の記事一覧

腹横筋を鍛えると 腰痛は改善する?

腰痛は男性・女性共に有病率が高く、一度は経験したことがあると言っても過言ではないと思います。 腰痛の70~90%は、2~6 週間で改善すると報告されていますが、初発の約60~86%は 1 年以内に腰痛を再発し、6~10%は慢性腰痛を発症すると考えられています。 腰痛に対しては多くの介入方法が提案されていますが、最近では、1つの面だけでなく機能面・精神面・環境面と多方面での影響が考えられており、単独の介入ではなく、包括的な介入が重要と考えられています。 とはいっても、セラ

結帯動作 軟部組織への介入を考える

肩関節疾患では”結帯動作”の獲得に難渋することが多いです。特に、凍結肩の患者では時間がかかる印象です。 結帯動作は”肩関節内旋制限”の印象があると思いますが、結帯動作はそこまで単純な動作ではなく、肩関節内旋制限が改善したからといって、結帯動作も改善するわけではありません。 結帯動作の動きは肩関節内旋が互換的に使用されることが多く、”結帯動作の制限=肩関節内旋制限”と考えられることもしばしばあります。私が整形外科に就職した当時はそう考えていました。しかし、多くの研究で結帯動

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4つの足底内在筋トレーニング ~効果を考えて使えていますか?~

足底内在筋は足部の動的な安定化機構として重要な役割があります。足底内在筋の1つ1つは小さな筋肉ですが、協調して働くことで、足部には欠かせない機能の多く提供しています。 そのため、足底内在筋の弱化や萎縮は足部の機能低下を引き起こし、足底筋膜炎、外反母趾、扁平足、アキレス腱症などの疾患やバランス機能の低下に関連していると報告されています。 足底内在筋の萎縮に関連する疾患発生の予防やバランス機能を改善させるために、足底内在筋のトレーニングが行われることが多いです。 そこで、今

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