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犬の介護のリアルとセルフコンパッションの必要性

こんにちは。

心と身体と健康を土台に
自分と調和して日々を幸せに生きる
「浸透呼吸ヨガ」

旭川市、オンラインを拠点に活動する
保健師ヨガコーチAmiです。

Amiってどんな人?


ー犬の介護のリアルー

何度か書いている犬の話です。

飼っている犬が15歳5ヶ月を迎えました。

いろいろな疾患が複数ある犬なので
もしよかったら以前の投稿をご覧ください。


この3月からは「気管虚脱」という疾患が増えました。

気管支部分が潰れてしまい
気管が閉塞してしまうため
窒息の恐れがある状態が常に続いています。

気管が閉塞してしまうため
「があ〜があ〜」という巨大な音を出して咳をします。
一晩中咳が止まらないときもあります。

人も犬も呼吸ができなければ
死に直結するのは同じ。

私は保健師・看護師でもあるため
「犬の命を救うために」という意識が自ずと働きます。

夜は一晩中、酸素発生器をつけて寝ています。

酸素チューブを顔のそばに与えたり
漢方アロマ・西洋アロマで鎮静・呼吸器系に良いアロマを
ブレンドしたものを耳の内側・肉球に塗布したり
撫でて安心させたり、、、と看病は続きます。


ふらつきが見られ、よろける姿を見ると
心が苦しくなります。


自分自身の身体のケア
自分自身の気分転換
自分自身の心のケア
自分自身の美容

自分のものは全て後回しとして
この犬の看護・介護にエネルギーを注がないと
「この子は死んでしまう」
という恐れがあるのです。


ーこころを保つためにー


生を授かったもの全てにおいて死はセットです。

生き物については「始まり」があれば「終わり」があります。

わかっているけれど
受け入れたくない。

わかっているけれど
離れたくない。

わかっているけれど
苦しい思いをさせたくない。

複雑な気持ちが常に自分を覆います。

このときに自分に必要なことが
セルフコンパッション(self-compassion)」
だと感じます。


セルフコンパッションは「自分への慈しみ」。

他者を思いやるように、自分自身のことを大切に思うこと。

苦しい状況になり

「自分がこの子にできることが的外れなのかもしれない」
「やってきたことが間違いなのかもしれない」
「自分がいなければ死んでしまう」


自分のことを非難したり、自分を否定してしまうような言葉を
自らにかけてしまったりするのです。

セルフコンパッションは


自分自身を「親友」「大切な人」ととらえ、
自分を否定したりすることはしません。


大切なひとに対して思いやりを持って接するように
自分に思いやりを向けること。


自分自身をありのまま受け入れたり。
自分自身をありのまま受容するように
対応をしていくこと。

自分以外の人にはできても
自分自身にはこれが足りていないことを自覚しています。


昨年まで犬の鍼灸治療に通っていました



犬が終わりへ向かっていることは「事実」。

自分自身が犬にやってきたケアや介護・看護を否定するのは
自分の頭の中だけで起こっていること。

他者から見ると

「本当によく頑張っているね」
「こんなに愛情をかけてあげられてすごいね」
「だから生きていられる奇跡を起こしているんだよ」

こんなふうにみてもらえたりもするのです。

自分自身の頭の中ではどうしても
「かけているところ」に目が向きます。

他者から見ると「できているところ」を
みてくれたりもします。

そのような自分の心の癖・脳の仕組みを知った上で


・今、犬と触れ合えることに意識を向ける

・今、犬が眠れた瞬間に喜びを感じる

・自分がどんなときにリラックスできるかに
 意識を向けて、その時間を意図的に確保する


これが心を健康に保つために
そして犬の介護を行なっていく身として
とても大切なのだと思います。


きっと、今、私はこの犬から

「セルフコンパッション」
「マインドフルネス」

の必要性を
教えられているのだと思います。

私のこれからの活動に
とても大切な要素になっていくと
実感しています。


昨年、退院した後に行けた公園


今、私が学んでいる
メンタルシフトコーチングにも

マインドフルネスと
セルフコンパッションの要素はとても繋がっています。

自分に必要だから訪れている学びなのだと感じます。

私はまだまだ、セルフコンパッションは足りていない。

だからこそ、取り組んでいきたいところです。



自分が自分の「敵」となり
自分を否定する「いじめっ子」になっている現状から


自分が自分の「味方」であるように
自分が自分の「相棒」であるように


・紙にかく
・セッションを受ける
・吐き出す
・休むことを許可する
・外出する時間をもらう
・自分のための自分をケアする時間をとる
・犬を撫でる・触れる時間を味わう
・何かしなきゃじゃなくただそばにいる
・自分に意図的に声を掛ける

今、自分にできるセルフコンパッション
取り組んでいきます。

いつか、この実践が人の役に立てますように。






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最後までお読み頂き
ありがとうございました。

またお会いしましょう。

あなたの内なる光に敬意を。
ナマステ。

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