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進化と退化のあいだで哀を叫ぶ

いやもぅ仕事が暇で暇で。
もともと営業活動ってのが苦手だからってほとんどやらずに今まで何とかやってこれたのはひとえに運と取引相手に恵まれたからなんですけど、いよいよそれだけじゃどうにもならなくなってまいりました...

そんなワケで、とにかく『何かやってる感』が日常に無いと、本格的に成人男性として終了まっしぐらな気がしまして始めたnoteなんですが、初っ端から更新滞りまくりで全く俺は自分に甘いなぁ...と反省しまくっております。
ちなみに甘いの大好きです。自分への足枷はもちろん、チョコとか餡子とか。
あと二人っきりの時間とか。ぷ。

さて、仕事がなくて余りある時間をプライムビデオに費やしてきた半年間なんですが、noteの更新もあるし、とりあえずカメラを持って家から出るか...と物理的にも気分的にも重い腰を上げる決心をしましてね。
で、行ってきました秩父の山中。
キャンプの準備も持って行って、1泊2日たっぷり時間を使っていっちょセクシーな写真でも撮ってやろうじゃ無いか!!なんて思いましてね。

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平日なので人はおらず。でも紅葉はイマイチ。
とはいえやっぱり空気感やら光の感じやらは『これでもか!』ってくらい秋をアピールしてきましてね。パシャパシャと唸るシャッター。上がるテンション。
こりゃぁなかなかエクシーなのが撮れたんじゃないの!?!?!?
とまぁ、そこそこ満足気味のひとときを過ごしたワケです。
で、パソコンに取り込んで見てみたら...

うーん。なんか違う。
令和の時代ですから、初老のワタクシもやはりデジタルカメラで撮って現場でも背面モニターで確認してるんですけどね。なんか違う。
もっとも背面モニターで確認できない細かな部分(ノイズとか微小なブレとか全体的なコントラストとかあれやこれやとにかくいろいろ)や、それらを含めた全体的なバランスが、撮ってたときのイメージと一致しない。。。
むむむ...

いや実はコレ、撮影をフィルムからデジタル化した頃にも思ったんですよね。
というのも、フィルムの頃はシャッター切る前に全てが決まるから、いろんなことを悩み考え試行錯誤しながら自分なりのデータを蓄積して撮影に反映させてたんですが、デジタルだととりあえず撮ってその場で確認してから修正したり、事後にパソコンでいろいろ弄ってそれなりの落とし所に着地させられるんですよね。
それが決して悪いわけじゃないんですが、自分自身の撮影がすっかりそのプロセスになっちゃってた。
もちろん(調整することも含めて)着地点をイメージしながらカメラを構えてるし、あとで何とでもなるわ〜♪とか思いながら撮ってるわけじゃないですが、撮るときの緊張感はやっぱり抜けてた。抜けてたんですよ... それがイメージと実際のデータとの差になったのかな、と。

技術の進歩は不可能を可能にしたり便利になったりするので素晴らしいことなんですけどね。
同時に人を退化させたりするなぁ、なんて再認識した次第。

そういえば師匠がよく『緊張感が大事』って言ってたなぁ。
当時はよくわからなかったけど、今はホントにその言葉が突き刺さっております。

あれからもう○年か…歳とったもんだ。
写真でも人間的にでも、なにかしら成長できたんやろか。

精進しよ。(´・_・`)

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