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手紙のあたたかさ

私は昔から手紙をもらうのが好きだ。プロフィール帳に宝物は「手紙」と書いたほどだ。手紙をもらうとわくわくする。封筒や便箋が素敵だとなおさらだ。手紙には想いがこもっていると思う。SNSやメールで書くと恥ずかしく感じるようなことも手紙だとなぜかかけてしまう。

そんな手紙好きな私は手紙を捨てられなくて、家の中を整理していたら小学生から今に至るまで友人や家族、先生、文通相手からもらった手紙や誕生日カードが引き出し一つ埋まるぐらい出てきた。

中学受験に失敗して落ち込んでいたときに、当時気にかけてくれていた教育実習の先生や祖母からもらった手紙。受け取った時にも涙が出たが、今読んでも涙が出そうだ。

「あなたは何一つ恥じることはない。」

「冬来たりなば春遠からじ」

という温かい言葉をもらって前に進もうと思えた。こんなに心から励まし、応援してくれている人がいることが嬉しかった。

小学生の頃からの友人は毎回誕生日に素敵なカードを作ってくれる。綺麗な絵をたくさん添えたカードを自分のために作ってくれるのがとても嬉しい。

これからも、誰かに想いを伝える時には心を込めて手紙を書きたい。それが誰かの支えになればとても嬉しい。

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