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合唱団インテグラルズ第2回演奏会

合唱団インテグラルズ第2回演奏会
第2回目の演奏会を無事に終えることができました。
ご来場いただいた皆様には感謝申し上げます。
演奏会には初オンステのメンバーも増えてくれて何よりでした。1回目よりは、どの曲もそれぞれ魅力的に演奏できたのではないかと思います。沢山動いてくれたメンバーに感謝です。

知っておくべき定番系作品。
ずっと演奏したかった『河童のうた』
横山潤子さんによる男声合唱作品。

そんな三本立てでした。

演奏会では、かなり"あえて"な挑戦でしたが、いざ起て、斎太郎節と、もはや宴会ソングに真面目に取り組みました。大学グリーにでも所属していないと、なかなか歌わなかったりしますからね。KAMCAのオジサマたちとの共通言語という意味でも折に触れて歌っていきたいところです。

そして、高校生のときに聴いて以来、ずっと演奏してみたかった『河童のうた』。この作品ができた50年前は、まさに高度経済成長期。環境よりも金儲けだったわけです。そんな成長を尻目に、河童の住処は奪われるのでした。しかし、SDGsなんて叫ばれる昨今のことを思えば、次に住処を失うのは人間かもしれませんね。のんきに暮らす河童たちと人間の気楽さが重なります。
今歌うべき作品だったと思っています。そして、やたらみんなと相性が良かったのも印象的でした。楽しそうでなにより!
「ゆうやけの歌」だけでなく、こちらも歌われてほしいです。

最後は、コンクールに向けて取り組んだものを。「平林」が良かったと仰っていていただけたのは何よりだったなぁ。「花と画家」も聴衆からは良い印象だったようで。弊団委嘱の横山作品は、これまでで一番良かったんじゃないかな。初演のまだモノになってなさ、コンクールでの緊張を経て、漬け置きされた感じもありました。また、覚和歌子さんの詩の芯の強さみたいなものが、男声にも合いますねと、横山先生から仰っていただき、なるほどと思うと同時に安堵しました。ピアノは、菊間倫也さんでした。

すでに来年の演奏会曲目は、あらかた決めました。神奈川で若手の男声を。そして、男声合唱の色んな側面を微力ながら発信できればと思います。

絶えず、声もハーモニーも磨いて、高いレベルの男声合唱を目指していければと思います。あとは、組織ももっと強固にしていきたいですね。若い男声、ぜひご紹介ください!神奈川以外からでももちろん歓迎です!一緒に音楽しましょう!


合唱団インテグラルズ第2回演奏会プログラム

1st.アカペラ・アラカルト
いざ起て戦人よ
どのことばよりも(森山至貴)
Heilig(シューベルト)
Grab und Mond(シューベルト)
わが抒情詩(千原英喜)
斎太郎節

2nd.河童のうた
1.けんか
2.夢うらない
3.河童のうた
4.尻っこ玉
5.宿命

3rd.2022年度コンクールより
平林(大中恩)
花と画家(上田真樹)
たましいのスケジュール(横山潤子)
むかし ことばは(横山潤子)

Enc.
歌うたいのバラッド(田中達也編曲)


終演後、自由な感じで。
河童だけに、頭にお皿を乗せたポーズで。
開演前の練習は、なぜか正拳突き。
作曲家の横山潤子先生だけでなく、同い年で素晴らしい作曲家の宮本さんが駆けつけてくださいました!なんと、横山作品の大ファンだそうです。そして、いつもお世話になっております。服部さん。

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