プロセスベースドセラピーの深層:自己理解と動機付けの探求
このブログは「プロセスベイスドセラピー」についてまとめたものです。
コミュニケーション能力の向上に役立ちます。
1分くらいで読み終わると思います。
プロセスベースドセラピーの旅を続けて3回目
今回は前回に続けて「次元の自己と動機付けのレベル」を掘り下げます。
また、同様の「環境」に関してもまとめて行きたいと思います
これらの要素は、私たちがどのように振る舞い、感じるかに深く影響を及ぼします。
それではまずは、レベルから見ていきましょう!
レベルの理解
レベルとは?
端的にお伝えすると「自分自身を取り巻く環境」みたいなイメージです。
なので本章では「生物生理学的レベル」と「社会文化的レベル」の2つがあります。
生物生理学的レベル
生物生理学的レベルとは?
要するに、「人間の基本的な構造」のことで、人間は睡眠をとり健康的な食事をしないと万全な体調を維持できないのと同じように人間の生物学にのっとった基礎基本のレベルをここで説明しています。
以下の2点を理解しておくと対策がしやすいです。
神経生理学的機能: 私たちの思考、感情、行動に影響を及ぼす脳の機能。
食事と運動: 健康な生活習慣が心身の健康に与える影響。
社会文化的レベル
社会文化的レベルとは?
社会文化的レベルとは、文字どうりで社会や文化を形成している要素になります人間は社会的な動物なのでここの概念を無視して通ることは難しいと思います。
養育: 子ども時代の経験が大人の行動パターンを形成する方法。
ソーシャルサポート: 社会的支援の重要性とその影響。
文化的信念とスティグマ: 社会的な信念が個人の自己認識や行動に与える影響。
続いて、次元の続きをまとめていきます。
自己の探求
自己とは「自分とは○○」のような考え方です。
自己の考え方によって、人生が左右されてしまうこともあります。
以下が二つの側面からの自己です。
非機能的な自己
概念化された自己: 自己に関する固定された信念や期待。
出来事中心性: トラウマや重要な出来事が自己認識の中心となること。
解離性アイデンティティー: 自己の統一された認識の欠如。
機能的な自己
観察者としての自己: 客観的で脱中心化された自己観察。
自己価値観: 個人的な価値や信念に基づく自己認識。
動機付け
動機付けとはシンプルに「モチベーションを上げる」イメージです。
これも上げ方によっては良し悪しがあるので把握しておくと吉。
非適応的動機付け
物質獲得: 物質的な成功や報酬に対する集中。
コンプライアンス: 他人の期待に基づいて行動すること。
適応的動機付け
価値観志向: 自己の信念や価値に基づいて目標を設定する。
計画: 目標達成のための戦略を立てる。
反応行動
シンプルに「行動」のイメージです。
非機能的反応
回避: 望ましくない思考や感情からの逃避。
先延ばし: 必要な行動の延期。
機能的反応
コミットメント: 目標に対する強いコミットメント。
行動活性化: 実際の行動を通じて内的体験に対処する。
ここまでのまとめ
自己理解と動機付けの探求は、プロセスベースドセラピーにおいて重要な要素です。
これらを理解し、適切に取り組むことで、より健康で充実した人生を送るための基盤を築くことができます。
次回は、これらの要素を日常生活にどのように適用するかを探ります。
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