Yosikatu Haruki

産業民俗学者 一般社団法人先端社会科学技術研究所 理事 日本の過疎地650を支援する「…

Yosikatu Haruki

産業民俗学者 一般社団法人先端社会科学技術研究所 理事 日本の過疎地650を支援する「Japan Local 650)」プロジェクト実施中。 地方創生ポータルサイト(地方図鑑)運営。 昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員 元フェリス女学院大学国際交流学部教授

マガジン

  • クロスプラットフォームPBL・春木ゼミ(仮想)

    新たに研究を始めます。皆様は研究員です。世界を少しづつ理解して行きます。

  • 茨城県利根町広報誌「広報とね」の分析

    本マガジンでは、茨城県利根町の広報誌「広報とね」を、各号づつ分析して行きます。 あの頃、どういうことが起こっていたのか、利根町の市民目線での記録を整理して行きます。

  • 利根町・思い出ライブラリ―

    茨城県利根町の、住民アーカイブズのコンテンツを取り上げます。

  • バーチャル Field work@美波町

    • 35本

    オンラインを使って、徳島県海部郡美波町にフィールドワークに行っています。その成果として、美波町に纏わるコンテンツを作成することにしました。各チームの成果を残しておきます。

  • 記憶写真集

    研究資料などとして、古書店などから引き取った古写真を整理して公開します。 全て破棄されたものと認識していますが、著作権者や被写体に関する情報をお持ちの方は、ご連絡ください。

最近の記事

「少子化」のデータを見ても「少子化」のことしかわからない。(春木ゼミ・仮想)

0.「少子化」という思考停止 以下の記事などで述べましたが、未来予測をするために、現状を理解するための基礎データを示しました。おそらく少子化と言えば、以下の図を思い出すのではないでしょうか。厚生労働白書(令和2年版)からの引用で、日本の「出生数、合計特殊出生率の推移」を示すグラフです。  その概要は、以下で説明しました。  この出生数の年次統計の出典は、記載されてる通り、厚生労働省の人口動態調査です。以下に、そこから抜粋したExcelファイルを添付しますが、それを筆者がグ

    • 全ての学びは未来に続く・未来予測学入門(春木ゼミ課題)

      0.未来予測について 「学ぶ」ということは、本質的に未来を指向した行為です。僕らは、過去に人々が得た知見や知識を学ぶことで、未来に向けて、より合理的な、つまり理性に基づいた選択をすることができます。いい未来を迎えるためには、不断に学び、自分の知識に対してブラッシュアップを掛けていくこと、少なくともここまで成熟した情報化社会においては、それが唯一とも言うべき人々のライフスタイルであると言っても、過言ではないでしょう。まぁ、そんな大上段に構えなくても、人は全て、未来に幸せになるた

      • 「幸せな未来」研究プロジェクトを始めました。お付き合いください。

        0.長い目でこれから目指すこと(マクロ的な目的)学ぶことって好きですか?  多分、義務教育の学齢の子たちは、殆どが嫌いだと言うと思います。確かに時代は変わり、学校という教育機関の存在意義やあり方も大きく変化してきましたので、昭和の時代に教育を受けた我々とは段違いな教育がなされているのは知っています。それでも学ぶことが大好きな子供は、余りいない気がします。しかしよしんばそんな子がいたとして、それはそれで、親御さんは心配なんじゃないでしょうか。  日本橋田所町三丁目、日向屋半兵

        • もしかすると有意なデータかも(春木ゼミ・仮想)

          1.日本の総人口推移国勢調査が始まった大正9年(1920年)から平成12年(2000年)までの総人口 総務省統計局e-Statからダウンロードした総人口データ 平成12年から令和6年までの総人口データ。 長期的な人口推移 2.出生数と出生率20世紀の始まりから現在までの、出生数、出生率(1000人当たり) 上記データをXLSでダウンロードしたもの(参考) 上記データをグラフ化したもの 3.アメリカの人口関係データ 4.世代の呼称と延べ人数世代の呼称はほぼ無意味

        「少子化」のデータを見ても「少子化」のことしかわからない。(春木ゼミ・仮想)

        マガジン

        • クロスプラットフォームPBL・春木ゼミ(仮想)
          14本
        • 茨城県利根町広報誌「広報とね」の分析
          0本
        • 利根町・思い出ライブラリ―
          7本
        • バーチャル Field work@美波町
          35本
        • 記憶写真集
          8本
        • 地方創生の現場(インタビューシリーズ)
          8本

        記事

          音声コンテンツを集めてみました

          問題提起以下は厚生労働白書(令和2年)で示された、日本の「出生数、合計特殊出生率の推移」を示すグラフです。 これを見た印象、気づき、発見、疑問、問題点などを簡単にまとめてください。 人は考えながら話し、話しながら考えることができます。お喋りな人にだけ口があるわけではないわけですし、気楽な問題提起ですので、気楽に応えてほしいです。 Voicy編1.中村淳彦さん 2.吉中菖さん(フェリス女学院大学国際交流学部) StandFM編(順不同・もちろん)1.KASHIWAさん

          音声コンテンツを集めてみました

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          昭和の子供だって乱暴に愛されていた(記憶写真館)

          昭和の子供だって乱暴に愛されていた(記憶写真館)

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          昭和40年代の青春(記憶写真集)

          昭和40年代の青春(記憶写真集)

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          昭和22年新制小学校にて

          昭和22年新制小学校にて

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          昭和30年代の青春(記憶写真集)

          昭和30年代の青春(記憶写真集)

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          愛しの都営住宅

          0.戦後の公営住宅について戦後、首都圏は未曽有の住宅不足に陥った。としばしば言われるが、実際にデータを検証してみることにする。例えば、昭和25年国勢調査から、「畳数別住宅に住んでいる一般世帯数-全国・市部・郡部・都道府県・6大都市」を見ると、東京の住宅事情が推測できる。 以下の表に示すように、東京における一人当たりの畳数は、総数で1畳少なく、間借り借家とも全国平均よりかなり少ない。都内の間借りにおける一人当たりの畳数は、この時点では全国で最も少なく、2.2畳である。家財道具を

          愛しの都営住宅

          都市型過疎・限界集落について (1.国勢調査に基づく分析)

          ※本記事には具体的地域名を挙げてあります。全て国勢調査を基にしたもので、公開資料に基づいた考察結果です。言うまでも無く、各地域を貶す意図にはありません。ご了承ください。 0.地方の過疎、限界集落 21世紀になって、50年以上続いてきた戦後社会の様々な問題点や課題が、顕在化してきたといった印象がある。政治や社会、経済などに対して、マクロからミクロまで、様々な指摘を見ることが多くなった。もちろん、マスメディア以外にネットメディアが存在感を増してきており、多様な意見を目にする機会

          都市型過疎・限界集落について (1.国勢調査に基づく分析)

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          新宿区戸山アパート(23区内)

          新宿区戸山アパート(23区内)

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          世田谷区大蔵アパート(23区内)

          世田谷区大蔵アパート(23区内)

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          昭和20年代、まだ3丁目に夕日が沈む前(記憶写真集)

          昭和20年代、まだ3丁目に夕日が沈む前(記憶写真集)

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          「こうすれば出会い系でモテる」(研究メモ)

          一切のブランド情報を持たない非対称環境にある消費者から、エンゲージメントを獲得するための手法について  本研究は、春木良且(先端社会科学技術研究所・昭和女子大現代ビジネス研究所)と青木翠玲(フェリス女学院大学文学部)の共同によるものです。日本マーケティング学会カンファレンス2022でポスター発表予定でしたが、会場が密かつ会話が激しく、両名共健康不安があり、余り説明できませんでした。以下を参照ください。 0.問題提起:情報メディアとしてのマッチングアプリと非対称情報環境 

          「こうすれば出会い系でモテる」(研究メモ)

          地域の高齢者に、その町の記憶を残してもらうプロジェクトを始めます。(思い出ライブラリ構想)

          プロジェクト内容:あの頃を知っている人たちの、記憶と記録をデジタル化して、地域の共有資産として行きたい。 0.支援して頂きたいこと 私たちも、以下の内容(市民アーカイブズ構想)で「#noteクリエイターサポートプログラム 」に応募します。何より、人々に興味、関心を持ってもらいたいので、プロジェクトの成果などを広く告知していただく、支援をお願いしたいと考えています。特に地方の過疎地を抱える自治体などに、地域の資産について、少し真剣に考えていただきたいと思っています。  費用面

          地域の高齢者に、その町の記憶を残してもらうプロジェクトを始めます。(思い出ライブラリ構想)