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オンラインで集められる教材ー身近なアーティストのWEB観察編ー

いまお世話になっている黄金町AIRに参加しているアーティストのWEBSITEをみていて気になっているものをピックアップしていく。身近な人ほど、じっくり確認してなかったりするもので、、、(申し訳ない。。)
アーティストの紹介と併せて、自分の興味を整理しておく為の記事である。

1、アーティストステイトメントを載せている

アーティストに合ったら真っ先に確認するのがステイトメント。これから会話するであろうことを想定して、どういう態度をとっているかを知るための重要な手がかりである。したがって、個人的に選定する基準として、ただ活動を説明してるものは除外している。


とある観光地を訪れた時に、その数年前に見た投身自殺をする人の映像がフラッシュバックしました。なぜなら私が訪れた観光地こそ、まさにその自殺現場だったのです。キラキラと輝いて見えていた風景に、一瞬にして暗雲が立ち込み、自殺した人物も歩いたであろう通りで、人々が笑顔で写真を撮り楽しげにする姿はすっかり興ざめした私の目には、なんとも言えぬ滑稽さを帯びて映りました。

どんなモノでも、そこに関わりがある事物の数だけ異なった真実があります。例えば私のことを好きな人、嫌いな人、聡明だという人、馬鹿だという人、私は常に一人であるのに他者の中には、私は無限に存在しています。

私はモチーフを多角的に捉えるため、平面を描き、それを元に立体作品を、またその逆の工程で作品を制作しています。平面作品と立体作品は私と他者との関係のように互いに近づいたり遠のいたりしてバランスをとって成り立っています。見えることと見えないこと、2Dと3Dを行き来し、私の作品を通して、複数の現象が1つの現実になったり、1つの現象が複数の現実になることを楽しんでいます。


個人の生活や社会への認識と社会構造との差異を軸に、最近は主に映像と身体行為、場所の関係を探る実験を行っている。
メディアとして絵画、映像、パフォーマンス、インスタレーションを使し、例えば、日常の行為を異なるバックグラウンドに置き換えることで文脈をずらし、社会の中で意味を持つ行為か否かを試したり、電気や火、塩など日常的な科学・化学の非日常的な使用方法によるものの変化に焦点を当てる実験をする。
また、それぞれの場所を社会学的な視点で観察して構造を抽出し、フィクションとして組み換えたり、パフォーマンスを加えるなど小さな変化を与えることにより、私たちを取り巻く環境がどう私たちの生活に影響するかを考察する。


Minkyung Choi is a South Korean multimedia artist, currently based in Seoul. Choi's art practice is motivated by the questions of images and bodies that desire them.


お米にまつわる作品を制作しています。​
2007年よりお米を主題とした作品制作をはじめた。お米に至った初期衝動はとても単純でその圧倒的な数の力に驚きを覚えた事だった。お米の持つ性質、一粒の籾種から千粒以上ものお米が実るその数の力に圧倒された。一粒の中にある可能性を思うと、小さな楕円形の中に途方も無い数、距離、時間、永続的な物を思い描くようになる。以降、お米にまつわる伝承やお米そのものの生態自分の内面を投影させた作品を制作している。


新しい「出会い」。そしてその出会いが、いつしか新しい「絆」に進む。
出会いが絆につながるためには、お互いの絶え間ないコミュニケーションが必要である。作家の作品世界で、ウサギとクマは異なる人格を有する二人を示している。この二つの異なる存在が出会い、共に旅をしながら彼らが結んだ絆を継いでいく方法を学び、時には旅の途中で新たな出会いや縁と向き合う。
彼らが旅をする場所はー無秩序な曲線と幾何学的な曲線ーの、どちらか一方に偏ることなく調和し、ある種の懐かしさを感じながらもまるで夢ような雰囲気を醸し出している。

細かい線で表された空間と時間が織り成す作家の作品は、それを眺める人々に、自分自身は果たしてどのような姿勢で人生に向き合っているのか、そしてウサギとクマが辿り着く終着の地ー自分自身の終着の地ーはどこになるのか、という問いを絶えず投げかけている。

世界の混沌と孤独に苦しむ人々に、誰も一人では幸せにはなれない、しかし、ほんの小さな行動で誰もが幸せになれる、ということを伝えたい。それこそが作家がこの作品を描き始めた動機であり、そして描き終えた最終の目的ではないだろうか。


White Ribbon
Trees, a billboard in the park, a bridge, flames in the ceremony, or the snow heaped up by children...
Since I moved to Japan, I have become more interested in the surroundings, with a greater motivation to paint the things I see. I first photographed these objects and scenes, and repetitively examined the images in my studio. Once I decided the subjects, I would carefully manage the composition. Like how monks copied the manuscripts, I started to work on my painting based on the references.

My life is quite ordinary, not with too many surprises.
Nevertheless, while I wash the dishes after dinner, my mind is still occupied by all kinds of noises, thoughts, and worries.
Sometimes, I cannot help but wonder whether I can find something in my daily encounter to respond to the confusion and worries.
If the answer is positive, painting finds me a way to search for my faith.


「洋服で人物像を描くこと、そしてそれは今を閉じ込めたものであること。」


2、WEBSITEがみやすいもの

WEBSITEの構成やページの見やすさは、アーティストの印象に大きく影響する。みやすいさの基準はあくまでも個人的所見によるもの。集めてみたものから良品条件を考えると、以下の2つの条件である。
1、グラフィックになにかしら美しさを感じること、際立っていること
2、構成がシンプルであること。(シンプルは、単純であることでない)
3、WEBSITEの読み込み時間が極端に長くないもの










3、作品を確認することができる

もともとこの観点をもって調査していなかったが、WEBSITEがみやすいこととは別に、みやすいさの基準の1つして、作品を確認できるこの重要性を感じで追加した。例えば、もしステイトメントやサイト全体がわからなくても、作品を確認できれば、その作家のことを確認できる場合。











4、まとめ

■ピックアップしたアーティストステイトメントについて、共通項をまとめておく。語り口調(視点)別に3種類に分けてみた。
1、私で語ること
▽解釈:わたしの存在とわたしが確認できる現実について

私は常に一人であるのに他者の中には、私は無限に存在しています。
複数の現象が1つの現実になったり、1つの現象が複数の現実なることを楽しんでいます

▽解釈:可能性の伝承やそれをつくるものの生態とわたし
一粒の中にある可能性から距離、時間、永続的な物を想像し、お米にまつわる伝承や生態に自分の内面を投影させる。

▽解釈:わたしの人生とは?
自分自身は果たしてどのような姿勢で人生に向き合っているのか

2、私たちで語ること。
社会構造(わたしたちの性格と環境)への影響とは?
個人の生活や社会への認識と社会構造との差異を日常の行為を異なるバックグラウンドに置き換える。社会学的な視点で観察して構造を抽出し、小さな変化を与えることにより、私たちを取り巻く環境がどう私たちの生活に影響するかを考察する。

3、それ以外

▽解釈:日常の戸惑いや悩みに応える何かを見つけること。
・Sometimes, I cannot help but wonder whether I can find something in my daily encounter to respond to the confusion and worries.v

▽解釈:イメージとそれを欲する身体とは?
・Choi's art practice is motivated by the questions of images and bodies that desire them.

•洋服で描く人物像に今を閉じ込める

■WEBSITEがみやすいことについて、すでに条件を明記したが他に気になったことを記述する。どれも重要だとおもうし、意図的にデザインに組み込んだときに効果を呼ぶ可能性もある。
・操作が多いと集中力がいること。
・確認環境によって見え方や印象が変わること。
・リンク切れがあった場合、その時点でみることやめてしまうこと。
・トップページに置くイメージの印象で想像する作家像のほとんどができる(大概作品をみてない)こと。
・WEBSITEが更新されていないことでみても意味がない気分になる(だまされた気分になる)。
⇒WEBSITEをみる前提として、必要な情報以外はみたくない ということを肝に銘じておかなければならない。逆に、作品がみやすいということは、必要な情報を得ることができるか、見てから印象がよい のどちらかでないかと思われる。


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