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人間不信の私がSNSで人と関わった結果。

中学二年の頃。私はいじめられていた

理由は分からない

クラスの女子は私から距離を取り
教室の後ろで囁き合い笑い声をあげた


正直、痛くも痒くもなかった

体育の時間二人組ペアで余っても
係決めでペアになってくれる人がいなくても

「日本語読めないからテストで悪い点とるんだ」
と言われても

「○○先輩があんたのこと好きなんだって」
とわかりやすい嘘をつかれても

掃除の時私だけの机を運んでくれなくても

私は平気だった



単純な理由として私は他の人よりメンタルが強かったから

それとクラスの男子は私と普通に接してくれたから

ほかのクラスに行けば友達がいたから



けどそう長くは続かなかった

部室に入ると同級生全員に睨まれた
昨日まで普通にお喋りしていた子も

小学校一年生の頃からの友達も


さらに追い打ちをかけたのはその友達が
私に対して死ねばいいのにと書き込んだ掲示板だった


私が何をした?
何が気に入らなかった?
言いたいことあるなら直接言ってよ


言いたいことは沢山あった

けど言えなかった




怖かったから





私は強くなんてなかった。

人一倍脆かったのかもしれない


先生にも相談できず、ましてや親になんて到底言えなかった


幼稚園の頃からの親友も私が好きな男子だと知っていて付き合い始めた

応援しているからね!と言われて
2ヶ月もたっていなかった

その子は目すら合わせてくれなかった



何もかもが信じられなくなった

小学校の友達も親友も仲良くなった部活の子も
全員離れていった


ストレスで授業中、腹痛が毎時間襲い
常に頭が痛かった

立つことも出来ないくらいの腹痛に襲われ
蹲っても誰も心配しない



被害妄想激しすぎ‪
かまってちゃん‪


そんな言葉を吐き捨てられた


誰も味方なんか居ない


そう思っていた

けどクラスの女子たった一人だけが普通に接してくれた



けどその出来事のせいで私は人を信用できなくなっていた


もしかしたら仲良くなったフリしていじめてくるんじゃないか

クラスの女子はそんな私の反応を見て楽しんでるんじゃないか


そう考えてしまい怖くなった


赤の他人でもアイツらと、どこかで繋がってるのかもしれない


インスタで同級生を見る度今の自分と比べて
自己嫌悪に陥って、なんにも考えられないくらいに
狂って、辛くて苦しくて、涙が止まらなくて
死にたい、今すぐ死にたいってなって


壊れた



今考えると鬱状態だったのかもしれない。




私は当時スマホを持っていなかったから誰かに相談することも出来なかった



スマホは自分で買って自分で月々払えるようになったら買いなさい
それができないんだったらガラケーで十分だ、
という考えの母だったからスマホを手にしたのは高校卒業してからだった


それと同時にSNSにのめり込んでいった



顔も本名も年齢も分からない相手だけど
優しく接してくれた

TIK TOKやYouTube、Twitter、ゲーム

大したことないコメントにも耳を傾けてくれ反応してくれた

「その情報詳しく知りたいです」
そう言うと分かりやすく丁寧に教えてくれた

ゲームでもサポートしてくれてチャットを通じて
仲良くなれた


それは私にとって新鮮で嬉しくて、とても救われた
事だった



中学の頃の出来事を言うと私だけのために歌を歌ってくれた人もいた


私の生きる世界は学校という小さな檻でしかなかった


けどSNSを通じて知れた

この世界で生きる人達はあいつらのような人達だけじゃないってことを

人にどれだけの優しさと愛情が詰まっているかと
いうことを



まだ恐怖心は残ってる

けど支えてくれた人たちがいるから私はまだ生きる
希望を捨てていない

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