人と会う　そして話す

こんにちは、アスレティックトレーナーでコンディショニングセラピストとして活動をしている早坂優一です。
今回の内容は、あるコミュニティで出会った方にお話しませんか？
と誘われた事から始まりました！

新時代

さて、新型コロナウイルスの影響によって、ここ２年くらい簡単に人と会えない、集まれないなどの弊害があったと思います。
それにより、ビジネスや社会の環境が激変したと思われます。
オンラインのミーティングが発達して、SNSなどの様々なコンテンツの利用率や利用時間が増えたと思います。
実際に、早坂もTwitterやInstagramでの『会ったことのない』フォロワーや知り合いがかなり増えました。
会ったことがない人でさえ、発信が増えた事で人柄や声や生活や活動までもがわかり、FANや友人的な関係が増えてきている時代です。
明らかに、携帯やパソコンでオンライン上の情報をキャッチしにいくことが増えました。
皆様はいかがでしょうか？
やはり、そう言った発信したり受け取ったりする時間は増えたのではないかと思われます。

自分の生活が中心に

そんな中、簡単に人と集まれない、会えないという時代があったからこそ、どの人に会うか、どの集まりに参加するか、など普段考えていなかった事に僕の中では、優先順位や取捨選択が生まれました。
今思えばフットワークが売りだった僕の生活も一変し、肝心のフットワークは重くなり、１日の生産性やメリットなどを考えて人に会ったり、なるべく仕事に関係している人たちだけとオンライン上で繋がったりと、利己的な考えが増えてしまっていたと思います。
自分の働き方や、金銭的な状況、生活環境なども考えると少し内向きでした。
スポーツの世界も無観客が増え、目に触れる機会は増えた種目もあるかもしれませんが、実際に観てもらい声援を送ってもらえる環境とは程遠くなってしまいました。

誘いが増えた

新型コロナウイルスの影響も少しづつ薄まってきている中、最近になり専門学校時代や高校の同級生などが、僕のSNSなどを観て、集まろう、会おうと言ってくれることが増えました。みんな、この閉塞感を打開するためなのか、今後にに未来に向けての話や、他人の経験についてなど興味が出てきて、自分の周りの一歩外に意識が向き始めたと感じました。
それは、悪い事ではなくて、僕もその中の1人で、働き方なども考えながら少しづつ変化して行っています。

傾聴

本題に入りますが昨日、人と直接会い話をすると言う事を行動に移してみました。本来であれば、目的は食事に行ったり飲みに行ったりしながら仕事や目的があって、会うと言うことがメインであったのですが、昨日は本当に会って話すだけという目的で、さらに言うと特にテーマも決めず、ほとんど相手のペースに合わせてお話をさせてもらいました。
様々な質問をして頂き、あっという間の２時間半話をさせて頂きました。
その方は、傾聴というスキルを用いて僕のひととなりを引き出そうとして頂き、僕と言う人間がどう思っていてどう生きてきたのか、そういった事を中心に話させて頂きました。

人と会う事で得られるもの

そのアウトプットにより、自分がどういうことが好きで、どう立ち回っていてどう対応してきたか、がまとまった２時間半でした。
その『気づき』がとても大切だと改めて感じました。
自分の事を話すと言う事をあまりしていなかったので、振り返ってみると自分の生き方や、感じ方など、自分では意識していなかったものが可視化されたように感じます。
つい最近に受けたキャリアコーチングとはまた違った気づきがありとても良い時間だと思います。

気づいた内容

話をしている中で一番出てきた言葉としては『フラット』です。
感情として、とても盛り上がる事もなければとても落ち込むという波が少ないという点です。
良くも悪くもトレーナーをしている場面で、一喜一憂をする事を表に出さない人間です。もしかしたら、選手としてはもっと一緒に喜んだりもっと一緒に落ち込んだりしてほしい、という方もいるかもしれませんが。
また、感情だけでなく選手との距離感も近づきすぎず、離れすぎず。
誰かに近づくと誰かから遠くなったり、その逆も然り。
こちらは意識をしていますが、なかなか難しい問題もあると思います。
実際は付き合いの長いベテランの選手に少し近めかもしれません。
自分から無理に歩みよる事をあまりしないスタイルです。
なので、一番意識してることはいつでも話しかけてもらえるような雰囲気づくりをしているということでした。
必要な人に必要なだけ。
なので、口酸っぱくしつこく生活指導などをする事が必要な育成年代にはあまり向いてないキャラなのかもしれませんね。

アウトプットで新たな気づきを！

そろそろ、皆さんも久々に会う人や、新たに会う人も増えていくことでしょう。そんな時、自分の経歴や生き方をアウトプットしていく事により、頭の中の整理や、気づいた自分の特性を今後に活かせる武器にしていきましょう！