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報告書を作るときは、先に答えをきいてしまおう ~今週の仕事エッセイ~

仕事を最速で仕上げる方法は?
上司に相談しやすい環境を作ることの最大のメリットは?
社会人が学生と最も違うことは?

これらの答えはすべて同じ。

先に答えをきいてから仕事に取り掛かれること

「何だ~そんなことか」ですが、私も意識してそこに達するには10年以上かかったし、周りもできていない。
以上!!
なのですが、もう少し何か書いてみようかと・・・


学生は「すべてにおいて自分で考えて成長」とても大事だが、社会人にとってそれは一部、報告をタイムリーに上げていくことが重要

です。・・・今日はやけに早く話が終わってしまう(笑)
私と私の周りの話にすると、「開発そのもの」は上司も答えを知らないのでしっかり考えてやらないといけないし成長の機会。その代わりレポートみたいなものは受ける側の上司は答えを知っている(はず、頼んだ側だし・・・)ので、すり合わせで事前に答え合わせ、その通りに書くのが最速です。

仕事の評価 = スピード × 品質

すべてが、ではありませんが、レポートみたいな単純なのは、こうです。


「上司と良好な人間関係」の最大のメリットは、「上司の覚えめでたく出世・・・」ではありませんよ

「あいつが出世したのは上司の覚えがめでたいからだ」
の方が話として面白いのですが(;^_^A そのままデメリットになっています。周りのやっかみ。そもそも使い勝手の良い部下を使い倒して一人で上がっていく上司とかもいますしね(^O^)
それよりは
上司にききやすい→上司から答えをきく→報告が早い→評価up
の方が再現性あります(「早くこっちが望んでいるものを報告しやがって」と怒る人はいないですし)。
ついでに、
困っている同僚と上司の間を取り持つ→上司からの答えを教えてあげる→周りの信頼up
の方が、周りから支えてもらいやすくありませんか?


社会人が学生と最も違うことは・・・

学生も「こういう風にまとめるように」は教えてもらえるでしょうが、「このデータをこうしてくれ」まではないでしょうね・・・


「報告書にまとめることで部下の成長を促すため、あえて口を出さない」とかいう上司がいますが

完成品には口を出すくせに何言ってるんでしょうね?(笑)
上司も完成イメージ持ってない場合ですね。そこそこいます(涙)
そんなときは「過去問」・・・これは学生さんにもありますね。

・・・大学生ならわかりますかね。試験の過去問を見た上で
「俺は過去問と同じことはやらない」
と言い出して全く違うことを書き出す学生はいない(はず)。それは求められてないですし。
「過去の報告書」も同じです。上司も「見たことがない斬新なスタイルの報告書」は求めていないです(普通の神経なら)。
あなたの中の斬新さは、斬新さが活きるところで発揮しましょう!


今週の本棚から

※ 本記事はAmazonアソシエイトに参加しています。

「ズルい仕事術」に関する本は定期的に出ています。同じタイトルでより新しい本もありますが、そっちは内容を知らないのでこっち。
「仕事って目的ではなく手段だし、厳密にルールが決められているわけじゃないから、使える環境はいくらでも使って効率化すべきだよ~」
というのが根底に。
こういった本は厳密に読まずに、サラッと読んで使えそうなエッセンスを試すのがコツ。「先に答えを知っておく」はそんな「試し」から研ぎ澄まされたものの一つです。

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