見出し画像

#29 花粉症の時季に気を付けていること

今日は、花粉が飛ぶこの時季、私が実践している花粉症を緩和させる対策について書いてみます。

花粉症と私

一般的には、花粉を侵入させないことと、抗ヒスタミン剤などの薬を使うことが多い花粉症。最近は舌下療法や注射による治療もありますね。私は高校2年生のとき、急に花粉症が始まりました。化学物質との関連が大きいのではないかと思っています。生活を全く変えずに、ただ薬にだけ頼るのではなく、できることをしながら平行して対策していくのがいいのではないかなと思っています。
私自身は、10代後半~20代、花粉症に苦しめられており、止まらないくしゃみ、目はかゆくていつも真っ赤、鼻水は止まらないから鼻を見られるのが恥ずかしくていつもマスクして、という感じでした。薬も飲んだりするものの、頭がぼーっとしたり眠くなったりで、生産性が落ちます。最近は眠くないのも出たようなんですが、薬を飲んだところで鼻の奥がいつも重くて、花粉症の数か月はとても気が重いものでした。

今日書く記事は、一般的な対策と違うと感じることもあるかもしれません。あれこれ試行錯誤していく中で、食を意識するだけで一気に症状が改善したことや、アーユルヴェーダやハーブの知恵を取り入れて、手っ取り早く体に負荷もかけずに、ちょっとスッキリすることがありました。
あくまで、個人的な経験から、これが役に立ったよ、というシェアです。どの花粉症に対する対策も否定するつもりはなく、この中からどなたかの参考になることがあればいいな、と思って書いてみます。

花粉を侵入させない

花粉症の方はもうすでに実践されているのではないでしょうか。生活空間に花粉を持ち込まないことは、一般的にも言われていることです。
・部屋に入る前に上着は脱いでから。外で花粉を払う。
・外出は必要最小限にする。
・布団や洗濯物は外に干すのを控えて、家の中に干す。
・空気清浄機を使って、イオンの力により、空中に舞っている花粉を下に落としてしまう。
・マスクや帽子、眼鏡などをする

それに加えて、鼻うがい鼻オイルがとても効果的です(後述します)。
目を洗うのもいいですね。市販の液も売られていますが、慣れたら塩水で十分です。

化学物質を極力取り込まない

花粉症とは言うけれど・・・
以前、真っ黄色にスギ花粉が飛んでいる高尾山を歩いて、歩いているときにはなぜか症状が出ていなかったのに、東京に戻ってから症状がまた出てきた、ということがありました。不思議に思っていましたが、当時の家よりさらに都心にある実家に戻ったとき、花粉は明らかに郊外の自宅より少ないはずなのに花粉症がひどくなった、ということがありました。
そこで、花粉症は、純粋に花粉があるかどうかだけではなく、化学物質と関連しているのではないかと思っています。実際、こんな記事もありました。

これまでは花粉の飛散量が患者数に関わる原因と考えられてきました。しかし、大きなファクターではあるものの、それだけではない(中略)。大気中に移流・浮遊する、さまざまな汚染物質と花粉との接触により引き起こされる作用が、重篤な因果関係をもって私たちを苦しめているのです。

花粉症と大気汚染の原因物質との関連性を化学的に解明

PM2.5など大気汚染をどうすることはできないですが、口に入れるものや肌につけるものは選ぶことができます。合成で作られた食品添加物や保存料、マイクロカプセルが使われている香料の入ったもの柔軟剤、汗拭きシート、香りつき洗剤は、もう最悪です)、タバコの煙などは、もう本当に顕著です。
まいっかと食べてしまえば、30分後には鼻水がタラ~と出てくるし、子どもの保護者会などで香りつき洗剤を使っている人と一緒にいたときには、目がかゆくなったりくしゃんくしゃん、くしゃみが出始めます。
香害として知られるようになってきましたが、この柔軟剤など香りの害は本当に(私は)つらくて、めまいを起こして視界がブラックアウトし、しばらく立てなくなることがありました。こういった強い香りは、使っていると嗅覚が麻痺してくるので、本人は全然自覚がないんですよね。私も若いころ、いわゆる「いい匂い」に憧れて、お小遣いで柔軟剤を買って使ってみた時期がありましたが、周りに迷惑をかけていたなと反省です。精油とか自然の香り、バサバサになるのが嫌で中和したければお酢やクエン酸、でいいんです。(あ、脱線しました。。)

体にたまりやすい食品を控える

乳製品
コーヒー、チョコレート、ココアなど
白砂糖
・お酒

・スパイス類
・脂っこいもの
・冷たいものや、フルーツ(特に南国原産・甘い果物)の食べ過ぎ

肝臓に負担がかかるものや冷やすものを減らします
これらを摂取すると、私の体でおさまっている症状が即座に出だします。面白いくらい分かりやすいです。
コーヒーやスパイスなどだと、目がかゆくなります。クリームなど乳製品を取ると途端に鼻がつまります。何をとったかで症状が違うのも面白いです(私だけの症状なのかもしれませんが)。

ゼロにしようとすると苦しいので、減らすようにしています。それでも無性に食べたいときや、友達と楽しむときには、心置きなくいただいちゃいます。その時に、知ってて食べるのと、知らずにどんどん食べてしまって、症状だけひどくなって何で・・となるのとでは、違うと思っています。

ちなみにですが、これら、コーヒー・白砂糖・お酒を控えるのは、花粉症の時季と、梅雨の頃にも控えるようにしています。電磁波もちょっと気を付けてみたり、裸足で土を踏んだり海に足を浸けたりして、アースしたりするなどするといいかもしれません。

私が薬がわりに重宝しているもの3つ

花粉症に、甜茶がいい、ネトルがいい、など聞いて、色々試してきました。今、常備している3つを挙げるとすればこちらです。薬がわり、と書いたのは、症状が起こっているところを、対処的に症状を押さえたくて使う、という意味で書きました。

①ドイツ・マリエン薬局の花粉症対策のハーブティー

ペパーミント、ネトル、カモミールのハーブティーです。マリエン薬局のハーブは、高クオリティ。私はハーブと相性が合うのもあるのか、対処療法の炎症止めとしても、咳止め、胃痛など、常備してます(実際、咳がなかなか治らなかったとき、病院で出してもらった薬と飲み比べてみたことがありますが、ハーブの方が効いたという経験もありました)。

②ホメオパシーのレメディ <HAY>

ホメオパシーは好き嫌いある人もいるかと思いますが、私は、花粉症の症状が出ているとき、レメディ使うととても楽になります。

③ペパーミント、ティートリー、ラベンダーのアロマ。

精油を芳香浴をすることもあれば、スプレーにして常に持ち歩き、車内に入ったときや、反応が出てきたなと思ったらシュッとして吸い込んで使っています。精油は、純度や作られ方を気にして購入するようにしています。
ドテラヤングリビングプラナロム生活の木などのアロマオイルや、Sinaryのパルファムが安心だなと思って使っています。

鼻うがいとナスヤのやり方


こちらの記事に詳しいですが、私が実際使っているのは、このネイティーポット。お椀でもできるのですが、注ぎ口がついている方が、頭を横に傾ければ、反対側の鼻の穴から、だーっと塩水が流れてくれるので楽です。お椀を使うときは、片鼻で塩水を吸い込んで、口から出します。

海水くらいの塩水を作って、それを片鼻から流します。
・ぬるま湯がいいです
・塩分濃度が濃すぎず、薄すぎなければ、全然痛くないです。なめて、確認してみましょう。

大事なのは、終わったときに、両鼻で「フンッ」と残った水を鼻から出すこと。このとき、片鼻を押さえて残っている水を出そうとすると、つながっている耳に、水が回ることがあります。

終わったら、ごま油(太白ごま油がいいです。欲をいえば、キュアリングといって、一度熱してから冷ましたもの)を鼻に垂らし、上を向いて奥まで入れます。写真のようなスポイト状の容器に移し替えて使うと、使いやすいです。
これは、アーユルヴェーダで言われていて、勧められてやってみたのですが、花粉と同時に乾燥したり、鼻の粘膜が荒れやすいこの時季、コーティングしてくれるように感じています。

終わりに

本文中にも書きましたが、あまりストイックにならず、適度に息抜きをしながら、花粉症の時季を乗り切っていきましょう。
薬で押さえる、より強いものを、より合うものを・・・という視点だけではなく、排出しようとする体の反応をひどくする物質を入れない、という視点を持ってみると、少し楽になるかもしれません。

参考になったと思ったら、記事をお友達やSNSでシェアしていただいたり、いいねボタン(ハートのマーク)を押していただけたら励みになります^^

それではまた明日!

この記事が参加している募集

#この経験に学べ

54,275件

#SDGsへの向き合い方

14,687件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?