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あこがれの三嶋亭へ

間違いなく、私の人生でやりたいことリスト100の項目に入っていたうちの一つを、本日やり遂げて参りました。

だいぶ大層なことのように書きましたが、大人にとってはきちんとお金を払えば叶うこと。
しかしながら、大学生の頃から京都に住む私にとっては、壮大なイメージもあり、なかなか勇気のいることでした。

それが、「三嶋亭ですき焼きを食べること」
しかも、百貨店に入っている店舗ではなく、外見から伝統と格式しか感じない、あの本店で、です。

https://www.mishima-tei.co.jp/

寺町三条の角に鎮座する、「京都ですき焼きといえば」のお店。
いつも、寺町通を通って三条に行く際は「いつかは…」と思って見つめていました。

そしていつの間にやら私もいい大人に。
自分が思っていたほどの大人にはなれていませんが、
「大人は大人だし、いっか。」
と今回ランチで初めて挑む(?)ことにしました。

だいぶ前から予約し、準備万端。ついにのれんをくぐります。

このランプがトレードマーク


若干のハプニングはあったものの、通された個室は、思い描いていた三嶋亭そのもの。
「これぞ…!!」
と息を飲みます。
そして肝心のお料理。
まずは先付から。

鱧が入った茶碗蒸し 美味しくてペロリと食べました

そして、ここから心地良いおもてなしの始まり。
すき焼きを焼くところから、全て仲居さんがしてくださいます。
最初はお肉から。火加減を見ながら、砂糖を先に入れて、肉、そして割り下を入れていきます。

できあがった、「一枚目のお肉」


その後野菜やしらたきを焼いていきます。


綺麗😍💕

冬瓜や万願寺唐辛子、あとお麩など、しっかり味が染み込んでしみじみと美味しかったです。

卵とご飯はお代わりできます 小鉢に入っているのは牛のしぐれ煮


最後のお肉は、しらたきの上に乗せるスタイルでした

牛肉の枚数は多くないですが、お肉一枚一枚の味わいがすごくて、最後はお腹いっぱいに。

ついて下さった仲居さんは、確実に私より年下のお若い方。所作や言葉一つ一つからおしつけがましくないおもてなしの心が伝わり、かつ良い感じにフレンドリーで話しやすい。つかず離れずの距離感も心地よく、「これぞ日本の心…ありがとう!!」という気持ちにさせてくれました。

デザートはメロンでした🍈

そして最後にうれしかったのが、なんとくじ引きをひけたこと。
「数字が出たら当たりです」
と言われ、ひいたら出たのは「6」。
何が貰えるんだろうとワクワクしたら、三嶋亭のオリジナルグッズであろうものがもらえてホックホク!!

名刺香だそう なんと風流な✨

初めて挑んだ三嶋亭。
私の憧れを、見事に美味しくて美しい思い出にしてくれました。
ありがとう、三嶋亭。
すき焼きが食べたくなったら、また行きたいと思います。

ちなみに、私の三嶋亭への想いを増幅させたのがこの漫画です↓

自分の中では、「京都ぉ〜!!!」が詰まっているこの漫画。作中に、三嶋亭ですき焼きを食べる場面があり、私の背中を押してくれました。


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