見出し画像

『タクシー運転手』

2019年5月25日 鑑賞

①民主化運動

最近、観たばかりの
1987.ある闘いの真実
の7年前の話。
光州事件
わずか、40〜30年前に
韓国でこんな事が起きていたのか…
軍事政権、独裁政権、
に対して、国民が立ちあがるとは、
どういうことなのか…
フランス革命にしても
明治維新にしても、
公民権運動にしても、
世界中にある革命の歴史、
それは、人間は必ず
本質を求める闘いをするのだ。
とにかく、
涙が止まらなかった。

②真実とは

映画だから、脚色もあり、
エンタメ性も多く盛り込んでいる
だろう。
しかし、権力とマスコミで、
情報封鎖と弾圧をすると、
近代世界でも、こうなってしまうのか、
と怖ろしくなる。
コミカル キャラのソン•ガンホ
コミカルな音楽でコミカルなセリフ
まさか、中盤から、あんな展開に
なっていくのかと、驚く。
つまり、1980年当時の韓国、
ソウルでは、光州で何が起きているのか
全く分からなかったという描写を
見事に描いている。
もし、ここに外国人ジャーナリストが
介入してなければ、どうなっていた
のだろうか…

③タクシー運転手

この車のフォルム
タクシー運転手たちのアベンジャーズ感
にも泣けてしまう。
私も、深夜運転の仕事をしている
期間があったので、
観てて、どうしても泣けてしまう。
世界中のタクシー運転手さんたちに
観てほしい一作だ。

#エッセイ #コラム #映画 #韓国映画 #タクシー運転手 #ソンガンホ