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『「あの日」から ぼくが考えている「正しさ」について』 高橋源一郎

2019年3月10日に読了。

まず、言っておくのは、
常に抱えている己の偽善と欺瞞。
3月11日を迎える度に、
様々なことを思い出す…
私は現地での被災者でも
なければ、その震災で家族を
失ったわけでもないし、
ボランティアへ行ったわけでもない、

そんな私は、日々のSNSに関しては、
3月11日は、よほどの緊急でない限り、
配信しないようにしている。

読書好きな私は図書館に行くことが
多いが、常に巻末に目を通すことが
癖になっている。
その本が書かれたのが、
2011年3月11日 以前のものか
以降のものか、になっている。
以前だから読まないということ
でもなく、
以降だから、素晴らしいという
ことではない、

ただ、私の中で、どうしても
以降に書かれているものを
読みたいという思いが強い。

小説家、作家にもはその人数の数
だけ表現方法があるし、3月11日の
捉え方もその数だけあると思う。

でも、上記の通り、被災者でもなく
援助、ボランティアに参加してもいない
私にとって、作家や小説家や表現者が
伝えていくことは、たいせつだと
思っている。

この一冊は、高橋源一郎さんが
Twitterユーザーであり、
〝あの日〟つまり、3月11日の
ツイートを転載している。
あと作家として、各誌上において、
書いてきたことを、まとめた一冊
である。

何だかエラそーなこと書いている私だが
別に、いつものように、生活を
している。

あぁ、今日は、3月11日か…
と思って運転していて、
自分の心は少しでも綺麗なのだろうか…
そんな思いを抱き、スマホで
撮影した。

#エッセイ #コラム #本 #読書 #高橋源一郎
#あの日からぼくが考えている正しさについて