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紙製品はアイデアの宝庫-紙博2023in東京で買ったものまとめ-

こんにちは、いかフライです。

桜が各地で開花し、暖かく過ごしやすい季節になりました。
花粉症とまだ戦っている方も多いかと思いますが、(私もその1人です)
晴れていて気持ちの良い日は、どこかに出かけたくなりますね。

今回は初めて参加した紙の博覧会「紙博」をご紹介します。その中のごく一部ですが、購入させていただいた紙ものをまとめました。

人気イベント「紙博」について

「紙博」は紙製品や雑貨の店頭販売、カフェ、イベント運営など様々な領域で活動している手紙社が手がけているイベントです。今年は文具メーカー、印刷会社、イラストレーター、出版社から総勢110組が東京・浅草に出店しました。興味のある方に向けてご参考に、手紙社ホームぺージのURL、代表者のインタビュー記事をアップします。

私は「ことりっぷ」という旅行雑誌のアプリから情報を得て、イベントに参加しました。3/18と3/19の2日間開催で2日目に参加しましたが、会場は大勢の人で賑わっていて、イベントの人気の高さを感じました。1アイテムの値段は200円~1500円程度と、比較的購入がしやすい価格帯でした。当然ながらあれこれ購入すると高額になるため、参加者の皆さんが悩みながら、楽しんで買い物をしている姿が印象的でした。

紙博に参加するまで、「紙もの」と聞くとかわいらしい雑貨を想像していました。もちろん見ていて和むようなかわいらしい雑貨もありましたが、実際は思わず笑ってしまうようなアイデア商品や、土地の伝統を活かした染物など多様な商品が販売されていました。「何か見過ごしているものはないか」と、気がついたら宝さがしのように、夢中になってブースを散策していました。いくつか購入をさせていただいた商品の中で、特に印象に残ったものをご紹介します。

「紙博」戦利品

1、和紙田大學 和紙ノート、ポチ袋、マスキングテープ

やさしい色合いの文房具3点。下の和紙は袋になっている。

フロア正面に和紙田大學さんのブースがあり、ユニークな商品に目を引かれました。購入したのは3点です。
マスキングテープは他にも「あみだくじ」や「おみくじ」など面白いモチーフがありました。私は島根県に住んでいた経験があるため、出雲大社を連想させるようなしめ縄デザインに惹かれて購入しました。封筒を留めるシール代わりに使うとかわいいと思います。
ぽち袋はおでんの「しゅんだ大根」のデザインで、素朴でとてもかわいらしい色合いです。帯の裏面に書かれている説明書きが味があって面白いので、購入する機会がありましたらぜひ読んでみてください。
和紙で作られたノートは表紙が薄い緑色で、中はしっかりと作られています。和紙の質感が面白く、色がとても好みだったので迷わず購入しました。
紙製品の下にある和紙ですが、サービスで和紙製の袋に入れていただきました。「2次利用いただけたらぜひ!」とお声がけいただいたので、ラッピングなどに利用させていただきます。デザインが面白く、和紙が上品で素敵なブースでした。

和紙田大學さんのWEBマガジンはこちら。

2、緑青社 (つるぎ堂+knoten) 蔵書票

物語の一部のような、落ち着いた色合いの蔵書票。
活版印刷で作られている。

活版印刷会社の緑青社さんのブランド「knoten」のブースで、灯台デザインの蔵書票を購入しました。「knoten」のデザインはどれも淡くて、本の挿絵のような印象を受けました。何を購入するかとても悩み、一番気に入った灯台デザインの紙製品を購入しました。(真夜中を表現しているような、ネイビーのタイプもありました)他にも星座や月夜をモチーフにした封筒、シールがあり、多くの来場客から注目を集めていました。活版印刷ならではの点線の細かな表現や美しいデザインが目を引きます。蔵書票なので本来は自身が持っている愛読書の見返しに貼るものですが、栞として使うのも良いかなと思います。
緑青社さんのホームページはこちら。

3、WHOSMiNG クリアファイル

コーヒーカップを持った人物のデザイン。
服装や髪形でそれぞれの個性が出ている。

デザインのかわいさに思わず体が反応して、誘われるように立ち寄ったブースです。WHOSMiNGさんは台湾のイラストレーターで、世界のコーヒーショップを巡ってはバリスタをコーヒーカップにイラストで描き、写真に収めるという面白い試みを行っています。ほのぼのとしたイラストですが、可愛いだけではなく、どこかスタイリッシュな雰囲気があります。今回は購入をしませんでしたが、WHOSMiNGさんのライフワークをまとめた本が台湾の書店から販売されていました。気になる方はぜひチェックしてみてください。WHOSMiNGさんのホームページ、書籍の詳細はこちら。


4、KNOOPWORKS マスキングテープ、はんこ、ポストカード

「都道府県シリーズ」の島根県デザインのはんことポストカード。
マスキングテープは英字とフラッグを持つ人物でシックなデザイン。

最後にご紹介するのは、KNOOPWORKSさんのアイテムです。白黒の落ち着いたデザインが特徴的で、フラッグを持った人物のデザイン、手をモチーフにしたはんこが多く出店されていました。このブースでも島根愛が爆発し、手で島根県を持ったデザインのポストカード、はんこを購入しました。
手のデザインの「都道府県シリーズ」は全国ではありませんが、幾つか種類がありました。詳しくは下記のサイトをご覧ください。
※現在もHP掲載先で販売されているとは限りませんので、ご注意ください。

実用的でおしゃれなKNOOPWORKSさんの文具は普段使いができ、プレゼント用としてシールやはんこを利用すると喜ばれると思います。

ご紹介した4店以外にも、個性的で持っていて楽しくなるような紙ものがたくさんありました。110店舗も出店していたため、掘り出しものを探すように、好みに合ったアイテムを探すことができるのが紙博の楽しさだと思います。デジタルで何でも作れてしまう時代だからこそ、アイデアと工夫を重ね、魅力的な商品を作っていらっしゃるのだなぁと感じました。
次回は4月に京都で開催されるようなので、気になった方は紙博をチェックしてみてください!


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