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だからなんだ

そんなことばかり。

🌞
太陽は言いました。
「地球はいいな。水があって、人間が暮らせて。
ぼくは熱すぎて、生き物は暮らせない」
太陽が地球を見ました。
太陽は知っているだろうか。
夜のあいだ、月が光を借りていること。
世界の背景は白色ではなく透明でもなく、空色であること。
日の出と日の入りは正直見分けがつかないこと。
夕焼けはとてもうつくしいこと。
太陽のおかげで、月とか、夜とか、精神を深くするテーマが共有されていること。

🌕

「一秒が一秒であることを確かめて過ごした」と言っている人がいて、
意味がわかりませんでした。
当たり前に一秒は一秒であり、時間の最小単位くらいに思っていたのです。
そしてわたしは一秒より早く動くことはできないだろうと。
けれど、一秒がすごく長く感じることもあって。
感覚は物理や科学より軽んじられるでしょうか。
基準やあたらしい言葉は本当に便利でしょうか。
500円はすべて同じ価値なのでしょうか。
週五で働くのは何に対して合理的なのでしょうか。
血液型占いが非科学的だとして、それを信じる人が大勢いるとき、
それは本当に意味を持たないのでしょうか。

🔑

この世界から退出する唯一の方法は「死」だ。「死」を迎えるとき、なぜ苦しかったり、痛かったりするのだろう。なぜ最善の状態で「死」を迎えられないのだろう。すっごく気持ちのいいことだとしても、おかしくなさそうなものなのに。なぜ老いるとできないことが増えるのだろう。カギカッコをつけているのは、怖いからです。進化の過程でどうにかならなかったのかな。自分がいつかなんらかの形で「死」を迎える。他人事みたいだ。それにしても、システムが不完全だ。

太陽の寿命はあと50億年。その後太陽は核の部分だけ残り、冷え切った小さな星になる。けれどその「年」という単位も、地球目線、人間目線の認識しうる測り方でしかなく、太陽や宇宙の体感で言ったら、「生まれた→👏(パンと手を叩く)→消滅する」というスピード感だったら‥‥どうしよう。わたしたちは「👏」を薄めて伸ばして、生きている。当たり前のことだけど、ちいさな営みだ。
TRANSITのインド号に忘れられない言葉があって、宇宙の話をするならこの解釈が一番好きだなあ。

最後の五行くらいのところね

📚

見たくもないもの、聞きたくもないことが多すぎる。
慎重に選ばれた言葉の美しさたるや。
長短に関わらず、難易に関わらず。

🍷

友達がこのnoteを読んでいる。電車に乗って、ふとひまだな、と思うと、わざわざインスタのアカウントを調べて、そこに貼ってあるリンクから飛んで、読みにきてくれるらしい。これ以上の褒め言葉がある?おもはゆいってこういうことかしら〜。いろいろ入り混じって笑いが止まらなかった。「楽しみにしてくれる人がいるから書ける」なんて、次元の違う世界だと思ってたけど、こんなにうれしいものなのか。読んでくれているあなた、ぜひメッセージをいただけませんか。あなたに届いていると知れたらすごくうれしいです。わたしも、更新されるとうれしいYouTubeがある。目に入れて気持ちのいいものをたくさん見ましょ。本当にありがとうね。

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