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Yenta での出会いによって加速する、新しいことへの挑戦

今回お話をお伺いしたのは、シングルマザーとして子育てをしながら、ビジネスパーソンとしても活躍している石橋 梨沙さんです。
同氏は会社員をしながら起業を志して準備を進めているだけでなく、副業で音楽関係の仕事をしたり、Yenta ユーザー同士で集まる “Yenta 会” を開催したりと、さまざまなことに挑戦しています。
積極的に新しいことへの挑戦を続ける石橋さんに、起業を志したきっかけや、これからの目標についてインタビューしました。


キヤノンITソリューションズ株式会社 石橋 梨沙

大学卒業後、新卒で人材サービス会社に入社。配属が経理となりそこから経理人生スタート。転職を3回経験し、現在はIT会社にて経理業務に従事。シングルマザーとして子育てをしながらキャリアを構築した経験から、女性の自立やキャリア支援をしたいと考え、現在起業準備中。何事にもチャレンジ!の精神で日々活動しています。グルメ部の部長でもあり食べることが好き(部員募集中)。

占いをきっかけに起業を決意? Yenta 登録の目的はメンバー集め

─ 自己紹介をお願いします。

石橋さん:
こんにちは、石橋と申します。社会人として勤めだしてから現在まで、一貫して経理の仕事をしてきました。最初は会計の初歩的なところからスタートして、財務、連結決算、管理会計、税務、原価計算、内部統制と、経理に関して幅広く一通りの仕事を経験させて頂きました。
副業として、ミュージシャンのサポート業もしています。レコーディングの同行はもちろん、レコード会社や配信会社との契約や広報活動、コンサル的な役割も担当したり、ジャケット写真のデザインや作成もしたりしています。

─ 何がきっかけで副業をスタートしたのですか?

石橋さん:
元バンドマンの同僚がいて、「音楽にもう一度挑戦したい」と相談を受けたことがきっかけです。音楽の仕事は初体験で、新発見が多くて楽しいですね。
これまでは家族優先だったのですが、子供も高校生になり自分自身と向き合う時間が増えたため、最近はさまざまなことに挑戦しています。

─ Yenta を始めたのも、新しい挑戦の一つなのでしょうか。

石橋さん:
はい。起業を考えるようになったため、Yenta を始めました。

─ 起業を考えられているのですね! きっかけは何だったのですか?

石橋さん:
新しいことをスタートしたいなと考えていた時に、ふと占いに行ってみたら「起業に向いているね」と言われたのがきっかけです。背中を押された気がして、「向いているなら起業しよう!」と(笑)。
周囲にその話をしたらありがたいことにメンバーが数人集まってくれて。人脈作りから始めようということで、Yenta に登録したという流れですね。

─ なるほど。とはいえ、まだ会社に籍がある状態だと思うのですが、起業時期や事業内容についてお話いただけますか。

石橋さん:
来年 2023 年の 6 月に起業する予定です。
事業としては、子育中のママをターゲットに、女性の雇用支援や自立支援、キャリア支援をする予定です。私自身が 19 歳で出産しシングルで子育てをしながら働いてきたのですが、その中で自分なりにキャリアを構築してきたという自負もあり、実体験をもとにアドバイスやサポートができないかなと思っています。

─ 女性支援の事業を思いついたきっかけを教えてください。

石橋さん:
会社員として社会に出て働く中で、女性の立ち位置の低さを痛感することが度々あります。最近はジェンダーに関する話題が各メディアで取り上げられるようになり、性別による差別や偏見をなくそうとする動きもありますが、現場レベルではまだまだ浸透していないと感じることがあるのも事実です。“昔の価値観” が継承されていて、負のスパイラルに陥っているとも言えますね。
周囲にも同じような悩みを抱えている方が多く、働く意思はあるのにチャンスに恵まれないケースを見たこともあります。
自分の経験を活かしてそういった問題を解決したいと思い、女性支援の事業を思いつきました。

「考えるだけでワクワクする」人と人の縁をつなぐ“Yenta会”

─ 石橋さんは、Yenta でお会いした人を繋ぐ、Yenta 会もされているのですよね。

石橋さん:
ええ。Yenta を初めて 1 ヶ月ほどした頃に、「私がこれまで会った人同士を繋げることができたら面白そうだな」と思いまして。Yenta を通して 25 ~ 30 人ほどとお会いしていて、皆さん素晴らしい方ばかりでしたし、その人たちが繋がったら新しいことが生まれるのではないかと。
5 月に Yenta でお会いした方に声をかけて、6 月に 1 回目を開催しています。コロナ禍ですし、感染症対策は意識しつつ、オフラインで開催しました。現在はオンラインの交流も多いですが、オフラインでしかできないことも多いですからね。

─ 実際に開催してみて、いかがでしたか?

石橋さん:
楽しかったです! ある意味“仲介者”でもある私を超えて仲良くなる人たちもいて。そういうのを見ていると「やって良かったな」と思いますね。
もともとは私自身の人脈を増やしたり、すでにご縁のある方とより仲良くなるためでもあったのですが、想像以上に周りが喜んでくださっています。
先日 2 回目の Yenta 会を行っていて、それも大好評でした。現在、次の開催を検討しているところです。

─ 良いですね! 石橋さんは、昔から人を繋げるのがお好きなんですか?

石橋さん:
会社でも他部署の人同士を集めて飲み会を開くことがありますし、昔からそういったことが好きなのかもしれませんね。
そもそも人と話すのが好きで、苦手なタイプもあまりいません。昔から周囲の人に恵まれていると改めて思いますし、感謝しています。

─ 石橋さんの優しい人柄が人を惹きつけるのだろうと思いました。今後も Yenta 会は継続されるのですか?

石橋さん:
ひとまず、10 回は開催したいと考えています。コロナのこともありますし、様子を見つつではありますが、1 ヶ月に 1 回くらいのペースで定期的に開催できるようにしたいですね。
1 回目と 2 回目は業界や業種が被らないように意識しながらお声がけしてメンバーを集めたのですが、今後はテーマ制にしても良さそうだなと。
もしかしたら Yenta 会をきっかけに仕事が発生することもあるかもしれませんし、考えるだけでワクワクします。

働きたい女性が活躍できる社会を目指し、事業化を推進

─ 起業を目指される中で、今後 Yenta を使ってどんな人に会いたいですか?

石橋さん:
色々な方とお会いしたいですが、特に女性支援をされている方ですかね。実際に行動を起こされている方のお話をお伺いしたいです。
また、子育てしているかどうかに関係なく、さまざまな職業で活躍されている女性ともお話したいですね。
性別に拘りがあるわけではありませんが、女性の自立やキャリア支援をしていこうと思う中で、やはり当事者のお話を色々聞いてみたいなと。当事者でないとわからないことや気づかないことも多いですから。それに、女性特有の悩みに対して男性から「女性は大変ですね」と言われたところで、「何がわかるの?」と、私なら思ってしまいます(笑)。

─ 女性として社会で活躍してきた石橋さんだからこそ、できることが多そうだなと思いました。

石橋さん:
ありがとうございます。働きたい女性と、人手不足で困っている企業を繋ぐハブとなれるよう、事業化に向けて頑張っていきたいです。

─ 最初から法人化する予定なのですか?

石橋さん:
いいえ。最初は個人事業主としてスタートして、メンバーに業務委託するという形から事業を進める可能性もあります。資金を工面する方法も考えなくてはいけませんし、起業に向けて焦らずじっくり検討していくつもりです。
また、ゆくゆくは子育て中のママだけでなく、若年層の男女や、高齢層で働きたいけれど働く場所がない方など、さまざまな人の支援ができるようになると良いなと考えています。
やりたいことはたくさんありますし、やってみて駄目だったら次にいけば良いかなと。一通りチャレンジしていきたいですね。

─ 最後に読者へメッセージをいただけますか。

石橋さん:
女性支援に興味のある方や、現在すでに行動を起こしている方がいらっしゃれば、ぜひ Yenta でお会いしたいです。
Yenta 会も含め、これからもさまざまなことに挑戦したいと考えていますし、多くの方とお会いできると嬉しいですね!


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