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yenta がつくりだす偶発的な出会い 〜趣味や雑談をきっかけに経営者と出会える yenta~

yenta を利用して、多くの人との出会い、つながりを持たれた株式会社千葉ロッテマリーンズの大石 賢央さん。大石さんの出会いがどのようなものだったのか、お聞きするなかで見えてきたのは、yenta がつくりだす偶発的な人の出会いでした。 

 偶発的な出会いが気づかせる、未知の窓 

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イェンタさん: 
大石さんの自己紹介をお願いします。 

大石さん:
2017 年 8 月に千葉ロッテマリーンズに入社し、約 3 年間主にスポンサーセールスを担当しています。既存スポンサーの対応と新規スポンサー開拓のお仕事をしています。スポーツチーム、特にプロ野球チームのスポンサーになるには「金額が高い」「大企業がなるもの」などの先入観を持たれることが多いです。しかし、実際の年間契約金額や使える権益やメニュー、得られる効果など、詳しいことはあまり知られていませんので、そのようなことを中心にお話しさせていただいています。  

イェンタさん:
スポンサーになることで、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか?  

大石さん:
大きく分けて、5 つあります。まず 1 つは、ブランディングです。プロスポーツチームのスポンサーになることで、採用面や企業認知度の向上等のお役に立つことができます。2 つ目に、販促支援です。球団ロゴやチームの団体肖像を使って、チームとのコラボ商品等を制作することができます。3 つ目は、社会貢献です。我々は千葉県の球団なので、地元の方を球場へご招待したり、小学生の子供たちに算数ドリルを配る等、様々な取り組みをしています。球団と一緒に社会貢献活動を行うことができます。4 つ目がホスピタリティです。球場には VIP ルームや BOX 席など様々な方にご満足いただけるようなお席を用意していますの。観戦チケットをお取引先などへの贈答等にご活用頂けます。5 つ目は従業員の福利厚生や士気向上につながります。スポーツチームのスポンサーをしている会社で働いているということが、ご家族やお子様への誇りになり、会社へのエンゲージメントが高くなる効果も考えられます。  

イェンタさん:
ありがとうございます。yenta はいつ頃から使い始めましたか? 

 大石さん:
2017 年の 8 ~ 9 月頃に使い始めました。今の会社に転職してから、様々な方とお話する機会を持ちたいと思っていました。Facebook 広告で目が止まりました。yenta を使うとそれが叶うと思い登録したのがきっかけですね。  

イェンタさん:
当時はどのような課題感をお持ちだったのでしょうか?  

大石さん:
ご縁はどこに転がっているかわかりません。どんな場面にもチャンスがあると思っています。様々な方とお知り合いになることで、野球に興味がある方やスポーツに関心を持っている方とつながり、チャンスが増えたらいいなと思いました。

イェンタさん:
大石さんはタイムライン機能をお使いいただき、応募がたくさん来ていましたね。  

大石さん:
30 名程、応募いただきました。プロ野球に興味がある方は多いんだと改めて実感しました。  

イェンタさん:
応募いただいた方の中から何名かお会いされたんですか?

大石さん:
2 名お会いさせていただきました。プロフィールを拝見し、ご連絡させていただき、お返事をいただいた方とお会いしました。  

イェンタさん:
どんなお話をされたんですか?  

大石さん:
1 人は野球がお好きな広告代理店の方で、商材について知りたいと仰っていただきました。もう 1 人からは、企画されている新しいビジネスがプロ野球にマッチするかもしれないというお話を頂きましたので、お話を伺った上で我々が提供できることをお伝えしました。新型コロナウィルスの影響で時期を見計っている状態ですが、今もお話が進んでいます。 

イェンタさん:
お二人とは yenta だからこそ、出会えたと思いますか?

大石さん:
そうだと思います。失礼を承知で申し上げると、お二人目の方のサービスを存じ上げず、お会いすることでサービスを知るきっかけにもなりました。スポーツチームとの組み合わせも、その方との打ち合わせがあったからこそ、考えられたことだと思います。 

 イェンタさん:
普段通りに行動していると、なぜ出会えないのでしょうか?

大石さん:
お互いにそのアイデアに気づくことが難しいからだと思います。先方はサッカーチームとの取り組みはあったそうですが、野球チームへの連絡方法・手段がなかったようです。僕も先方のサービスがなければ、お話をすることもなかったと思います。全く新しい発見でした。  

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大石さんが実際に投稿された募集詳細

雑談目的で経営者と出会えた

イェンタさん:
タイムライン機能以外で、記憶に残った出会いではありますか? 

大石さん:
定期的にお会いするほど仲良くなった経営者の方から、人やお取引をご紹介していただけました。他にもビジネスに困っていた時に相談に乗ってくれる方ができ、所々ですごく助けられました。 普段は目先の課題解決のために、効率的に人を探すことが多いと思います。しかし、yenta を通じて多様な交流を持つことで、後に課題を感じたときにお互いにご連絡できる関係を築けると思います。 

イェンタさん:
yenta ならではの良さはありますか?  

大石さん:
経営者や決裁者の方と直接お会いして話ができるのは、yenta ならではの特徴だと感じます。営業の立場からお話をすると、会社へアプローチする時にゲートガーディアンの方が何人かいらっしゃるんです。そのゲートガーディアンの人が会ってくれるか、会ってくれたらその人が良いと思ってくれるか、などハードルが何個もあります。そのハードルを何個も潜り抜けた時に、初めて経営者や決裁者の人に会えるんです。我々スポーツチームの商材はトップダウンで決まるケースも多いので、最初からトップの方に会えることはすごいと思います。 

イェンタさん:
なぜ yenta では経営者の方が会ってくれるのでしょうか? 

大石さん:
僕が特殊な職業だということもありますが、相手の職業やプロフィールを事前に確認できるからかもしれません。僕は文章を書くことにあまり自信はありませんが、定期的に自己紹介文は見直しています。  

イェンタさん:
自己紹介文では、どのようなことを心がけていらっしゃいますか?  

大石さん:
会いたいと思っていただけるような文章を心がけています。 yenta を始めた当初は、「スポンサーを探しています。スポンサーに興味ある会社はいませんか?」と具体的に書いた結果、ビジネス色が強かったと思います。今は「スポーツビジネスや野球に興味があったり、野球の裏側について知りたい人」や「僕の仕事に少しでも興味があればご連絡ください」というように、余白のある文章に変えたことでハードルが下がったと思います。マッチング数も増えた実感があります。 

イェンタさん:
人と出会おうとした時に、yenta と他の手段で、どんな差があると思いますか? 

大石さん:
yenta はパーソナルな部分をきっかけに、つながりが始まります。商談ではない雑談で、経営者にアポイントが取れるのはすごいと思います。 昔、交流会に何度か参加しましたが、商談を目的とした集まりの印象が強かったです。僕の求めているものと違うと思い、参加しなくなりました。 

イェンタさん:
今後は yenta をどのように使われますか?  

大石さん:
タイムラインをもう 1 回、使いたいですね。あと、今は興味がある方に連絡を頂いて、それにお返事をしていますが、自分からアクションを起こすようにしたいと考えています。お話させていただいたように、我々スポーツチームの価値は様々な形で提供できると考えていますが、まだ知られていないことが多いので、知って頂く努力をしていきたいです。  

イェンタさん:
最後にまだ使ってない人へメッセージをお願いします。 

大石さん:
yenta を使うことで、外部の方の多様な意見を聞くことができますし、課題がある時は解決してくれそうな方を探して会うこともできるので、ビジネスの幅がすごく広がります。まだ使っていない方は、使った方がいいと思います。 

大石さんの yenta の使い方 

これまでのマッチング数、興味ありされている人数 

大石さん 

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どのような人を右スワイプ (マッチングしたい) しますか?どれくらいの確率で右スワイプしますか? 

大石さん:
主に役職に付かれている方、自分より年上の方を右スワイプしていました。特に、経営者や CFO など、役職に付いている方はご経験が豊富で、様々な視点からお話を伺えると思いました。決定権もお持ちなので、お取引につながる期待も少しだけありました。割合は平均すると 5 ~ 6 割くらいです。 

 多い時はどれくらいの人に yenta で会いますか? 

大石さん:
一番多かった時期は週 1 回でお会いできていました。仕事が忙しいときは月1回とペースダウンした時はありました。今はオンラインでお会いしています。 

イェンタさん:
オンラインでお会いするのはいかがですか?  

大石さん:
移動時間が発生しないので、予定がすぐに立てられて、会いやすくなりました。これまでは、マッチングしたら基本的に相手先へお伺いしていました。また、私は職場が千葉ですので、都内に移動する際にお会いすることが多かったので、調整に時間がかかっていました。 

マッチングした後はどのようなアクションをしてますか? 

大石さん: 
自分からはほとんどご連絡しませんが、ご連絡頂いたら必ずお返事するようにしています。あとは元々お会いしたいと思っていた方がいらっしゃった時は、自分からご連絡しています。  

イェンタさん:
実際にお会いされた時に、話すことと聞くことはどちらが多いですか? 

大石さん:
野球やスポーツが好きな人が連絡をくださり、野球についてご質問をいただくので、それに対して回答することが多いです。 

 yenta の改善点 

大石さん:
もっといろんなコミュニティがあると嬉しいですね。スポーツビジネスに興味がある人が集まったり、職種や業務のコミュニティなどがあるといいですね。 

yenta について


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