「話すのが苦手」いち会社員が起業を夢みて、独立するまで。
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「話すのが苦手」いち会社員が起業を夢みて、独立するまで。

ビジネス書のベストセラーには、話し方の本が常にランクイン。コミュニケーションに苦手意識を持つ方は多いと思います。
今回の Yenta ユーザーインタビューは、株式会社cooOn の常行淳史さん。常行さんもコミュニケーションに苦手意識があり、起業を踏み出せずにいました。Yenta で多くの人と出会い、話すことで苦手を克服しようとした常行さん。お話しをお聞きする中で、見えたのは偶発的な出会いがもたらす価値でした。


株式会社cooOn 代表取締役 常行淳史

システムエンジニアとして企業勤めの後、起業。システムの受託開発を行う傍ら、母親向けにオンラインでプログラミングレッスンを提供。「​育児にかかわる全ての人の負担を 1 %でもなくす」をミッションに掲げる。


「話すのが苦手」を克服したい

ー Yenta を使い始めたのはいつ頃ですか?

常行さん:
4、5 年前です。当時はまだ会社員でしたがビジネスマン同士のマッチングプラットフォームがあることを知りました。その時はちょうど、起業したいと考え始めた時で、自分のやりたいことやビジョンをもっと人に語れないといけないと考えていましたが、システムエンジニアという職種だと、なかなか人と話す機会がありませんでした。それに、僕は話すことも苦手でした。そんな中、Yenta ではランチミーティングも推奨されていて、自分でも気軽に人と会えそうと思い使い始めました。

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ー 話すのが苦手だから、人と会って話す訓練をしたいと思われたんですね

常行さん:
そうですね。コミュニケーション力をつけるのが目的でした。そのため、とりあえず 1 年間で 100 人とお会いしようと思いました。量をこなせば、苦手なことも得意になるだろうと。最終的に、人と話すのが苦手だった自分が 1 年半で 300 人程の人とお会いしました。意外にあっという間でした。

ー 実際にお会いされて、話す練習になりましたか? 

常行さん:
たくさんの人と出会い対話したことによってコミュニケーション力は上がりました。特に Yenta で初めて会った方との出会いは鮮明に覚えています。緊張しすぎて直立不動で何を言われても「はい」って返事しかできなくて。やりたいことを聞かれても、うまく答えることができず、対話が続かないんです。「次はもうちょっと話せたらいいな」と、反省の繰り返しでしたね。
出会いを重ねるうちに、今度は想いが強くなり情熱がほとばしってしまって。私が話している時間の方が長かったです。自分は思いの丈を話せたことに満足していましたが、相手の話を全然聞いていないなということに50人くらいの人と話してやっと気づきました。

ー 相手の話を聞くようになって、変化はありましたか?

常行さん:
以前よりもはるかに多くの情報とアドバイスを頂けました。自分の話は簡潔に冒頭に伝え残りの時間はは相手の話を聞いた方がメリットがあると感じました。また、「自分が何者でもない」という立場であったからこそ、色々な価値観に触れることができました。その中で1時間を無駄にせず、何かと相手の良いところを見つけ出して一生懸命にコミュニケーションとって、楽しく話すという姿勢が身につきました。楽しくお話をして、自分のためになるようなインプットを得ることができれば、もうそれは最高なわけです。だから単純に楽しい・楽しくない、嫌だじゃなくて、「どんな人でも自分のためになることはあるんだ」と思って出会いを楽しんでいました。


話すうちに、ビジネスプランが精緻化していった

ー コミュニケーション力以外にも、得られるものはありましたか?

常行さん:
自分の頭の中の整理もでき、自分の考えの解像度が上がっていきました。起業したいと思い当初考えていたビジネスモデルをよくお相手に壁打ちしていたのですが、マネタイズ、ターゲット、競合について鋭い質問をいただいて、最初は全然答えられませんでした。言葉に詰ることが多く、「痛いとこを突かれた。。」という感情になることが多かったです。情熱とビジョンだけの人間が、少しだけ具体的に「よりマネタイズはどうしたらいい」「競合はどうしたらいい」みたいなことを考えながら、少しだけ変わっていきましたね。それはYentaを通じて、経営者の方にどんどん突っ込まれたからこそだと思っています。あとわからない時は、「どうしたらうまくいくと思いますか?」と質問もできるのもよかったです。

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ー Yentaを通して、ビジネスにリアリティが出た感じでしょうか。

常行さん:
そうですね。起業するビジネスモデルについてだけではなくて、経営者の心構えをお聞きすることができました。「ビジョンだけではなく、売上・利益と向き合わなきゃいけない。そういう現実の先にビジョンがある」「人がお金を出すということは、簡単なことじゃない」と教えていただきました。また先輩経営者の失敗談も、進んで聞きました。本で学べることもたくさんありますが、実際にやってらっしゃる方の話は重みが違います。ありがたくお言葉を頂戴していました。ビジネスモデルをピボットできるようになったのは、Yenta で人と会って、ビジネスを変化させていく重要性に気づけたからだとも思っています。

ー 他にも想定していなかったけど、得られたものはありましたか?

常行さん:
僕も含めて、様々な人間模様が見えました。自分自身のビジネスモデルを肯定してくれる方もいれば、課題などを指摘してくれる方もいました。でも自分が何者でもないという立場だからこそ、色々な人間模様が見えたんだと思います。「自分は特別であってほしい」と最初は心の底で願っていました。でも Yenta で多くの方とお話ししていると、打ち砕かれるんですよ。さらにはビジネスでお金を稼がなければいけない現実もある。だんだん欲が削ぎ落とされて、ビジョンを考え、自分のやりたいことの解像度を上げていく必要があるとわかってくるんです。「自分は何者でもないけど、そんな自分にもできることがある」と、考えるようになりました。

自分には自分なりのの戦い方がある

ー 起業前と比べると、仕事に対する向き合い方や考え方は変わりましたか?

常行さん:
成功の定義が変わったと思います。最初は上場などわかりやすい成功を夢見ていました。でもサービスを作ることはなかなか簡単じゃない。私が天才だったら簡単だったかもしれませんが、そうではありませんでした。色々なビジネスプランを考えますが、突き詰めるとほとんどが無謀です。それでも戦える方法はあります。それは、小さく挑戦すればいいんです。小さなジャブを打ち続けて、そのうちの一つが当たれば万々歳です。そうやって制限されると、自ずとやれることが決まっていくんですよね。自分にフォーカスがむくと、成功の定義が「失敗しても後悔がない」に変わりました。

ー それを問わせてくれたのが人との出会いであり、つないでくれたのは Yenta だったんですね。

常行さん:
そうです。そもそも自分が「なぜそれをやりたいのか」というのを自分に問いただして、「自分がやりたいんだから、失敗してもいい」というところに落ち着いた、その結果が上場すればいいんですが。もともとの土台のところは「自分がやりたいからやっているんだ」というところに落ち着かないと、長く戦えません。

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ー これから Yenta を始める方や起業を志す方にメッセージはありますか?

常行さん:同じ環境ばかりいると違う会社や違うポジションの人と話す機会が少ないと思います。Yenta は多種多様な人と出会えるのでまだ使っていない方はぜひ使っていただきたいです。その次には会う「量」が大事だと思います。人に会って自分の思っていることを話す。そうすれば次につながるものが見えてきます。それを反芻して、より確率を上げていく。とりあえず人生にとってポジティブなことが多いと思うので、会社員、起業家、様々な方に Yenta を使って頂きたいと思います。


常行さんの特性診断


常行さんのストーリに関するリンク

「ママのためのプログラミング教室」


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