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若手人材の雇用実態調査「簡単まとめ(前半)」

みなさん、こんにちは。
エールスペック マーケティングチームの知念です。

今回は、若手人材に関する情報として、厚生労働省の「若年者雇用実態調査結果の概況」の中から、6つの数値をご紹介したいと思います。
少しボリュームがあるので前半と後半に分けて発信していきますので、よろしくお願いします。

若年層の定義って?

みなさんは、「若年層」と聞いて、どの年代を指していると思いますか?
会社ごとに捉え方が異なるため、共通の定義として意識していないかもしれませんよね。
厚生労働省の調査資料で、若年層の定義を確認してみました。

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若年労働者:調査基準日現在で「満 15~34 歳の労働者」

生産年齢(15歳~64歳)を考えると、意外と「若年層」の幅は広いなと感じました。
みなさんはいかがでしょうか。

その他にも参考になりそうな定義をまとめてみました!
・若年正社員:若年労働者のうち正社員の者
・新規学卒者:学校卒業後3年以内の者であり、新規学卒者採用枠で採用された者(在学中を除く)
 ・中途採用者:採用された者のうち、新規学卒者以外の者(在学中を除く)

出典:「平成30年若年者雇用実態調査」厚生労働省(3ページ)」

新卒の所得ベースはいくらぐらい?

他社は、新卒学卒者の初任給ってどのぐらいにしているのか、気になる数値の一つではないでしょうか。
所得ベースではありますが、いくらかと言いますと・・・

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このデータは、若年労働者を対象としたアンケート調査により算出されたものです。
若年正社員では「20万円~25万円未満」が32.0%と最も多い回答結果だったそうです。
平均ではなく、回答数なので、自社と比べると相違があるかもしれません。

出典:「平成30年若年者雇用実態調査」厚生労働省(17ページ)をもとに作成

企業における若年層人材の割合は?

会社によっては新陳代謝が図られている組織もあれば、そうではない組織もあるかもしれませんが、若手層の割合は以下のようになっていました。

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全労働者に占める若年労働者の割合は 27.3%。
その内訳は、以下の通りです。

・若年正社員 17.2%
・正社員以外の若年労働者 10.2%
会社の次の時代を担う若年正社員が全体の20%にも満たない数値であることが判かりました。
事業における知識やスキルを伝え育てていく機会の減少は、事業継承への影響にも繋がるため、早めの対策が必要だと思います。

出典:「平成30年若年者雇用実態調査」厚生労働省(5ページ)」をもとに作成

後半の記事では、

④若手人材の採用ポイント
⑤退社率
⑥退職理由
などに触れ、発信していきますので楽しみにしてくださいね!

こういう内容を発信して欲しい等、ご要望があれば、ぜひご連絡ください。また、次回もよろしくお願いします。

エールスペック株式会社
マーケティングチーム:知念

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