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【2019年→2020年】異例のクリスマスをどう迎える?Trend Catch Projectが「若年層女性のクリスマスの過ごし方」に関する調査を実施

ライフステージごとのニーズを汲み取り、等身大の意見を発信する女子学生マーケティング集団「Trend Catch Project」は、この度全国の女子大生・女子高生を対象に、「若年層女性のクリスマスの過ごし方」に関する調査を行いました。

コロナ禍のクリスマスを控えた今、女子大生・女子高生はどのような過ごし方を意識しているのでしょうか。

※調査結果をご紹介いただく際には、「Trend Catch Project 調べ」と注釈を記載ください。

1.JD・JKのクリスマスの過ごし方比較(2019→2020)

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「クリスマスシーズンにデートやパーティーを何回しましたか?」という質問に対し、最も多い回答が「1回」の40.3%、続いて「2回」の29.6%、「0回」の17.2%となりました。

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また、「クリスマス当日は誰と過ごしましたか?」という質問に対し、最も多い回答が「家族」の33.9%、続いて「友人」の31.2%、「恋人」の23.7%となりました。クリスマス当日の過ごし方は、最も多い回答が「ホームパーティー」(42.5%)、次いで「おでかけ」(35.5%)、「クリスマスを意識せずに普段通りに過ごした」(10.2%)となりました。

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気になる今年のクリスマスは、「クリスマスシーズンにデートやパーティーを何回しますか?」という質問に対し、最も多い回答が「1回」の39.2%、続いて「2回」の27.4%、「3回」の15.1%となりました。

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また、「クリスマス当日は誰と過ごしますか?」という質問に対し、最も多い回答が「恋人」の33.7%、続いて「友人」の31.0%、「家族」の25.0%となりました。「クリスマス当日は、どのように過ごしますか?」という質問に対しては、最も多い回答が「ホームパーティー」(46.4%)、続いて「おでかけ」(41.5%)、「飲食店でパーティー」の(8.7%)となりました。

昨年に比べ、「1回」「2回」の割合がわずかに減っている一方、三番目に多い回答が「0回」から「3回」になっており、活発化しているということが言えそうです。

こちらは、昨年一位だった「家族」は第三位に落ち、第一位は昨年三位だった「恋人」という結果になりました。コロナ禍により、家族と過ごす時間が増えたことが裏目に出て、特別な日は家族以外の人と過ごしたい、というニーズが表れたのかもしれません。

また、行く場所は昨年よりも「ホームパーティー」の回答が約4%増えた、という結果になりました。わずかな動きであるため、コロナの第三波を配慮したクリスマスの過ごし方をしている、とは言い切れない結果になりました。

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クリスマスの過ごし方についてランキング外では、2019年は「海外で過ごした」という声が、2020年は「国内旅行や配信視聴をする」という過ごし方も見られました。

2."コロナ禍"でもクリスマスの過ごし方を工夫

続いて、新型コロナウイルス感染症が、クリスマスの過ごし方に与える影響に関して調査しました。

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「今年のクリスマスの過ごし方が、新型コロナウイルスの流行に影響されていると感じますか?」という質問には、「そう感じる」が46.8%、「ややそう感じる」が36.6%という結果に。全体の80%以上がコロナ禍で影響を感じていることが分かりました。

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さらに、新型コロナウイルスの影響を受け、「2020年のクリスマスの予定に影響があった」と回答した方に、どのように感じているかを尋ねました。

最も回答が多かったのは「どちらともいえない」の39.4%でした。「どちらかともいえない」と回答した人からは、「飲食店やイルミネーションは見に行きたかったけど、密を避けて少人数でホテルでパーティするというプランにしたのが案外楽しそう」「ホームパーティーは初めてだからワクワクしてるけど、お出かけもしたかった」といった声が上がっており、コロナ禍でも楽しめる予定を立てている方が多いようです。

次に回答が多かったのは、「やや不満である」の27.7%、それに「不満である」の18.1%が続く形となりました。「やや不満である」「不満である」と回答した人からは「マスクをしないで、人混みを避けたりせず素敵なクリスマスを過ごしたい」「本来なら行ける場所も躊躇してしまう」といった声が上がっており、例年通りに楽しめないことに対する不満が大きいことが覗えます。その他に「思いきり遊べない。私は遊びたいが友人と温度差があるかもしれないから気を使う」といった声もあり、他人とのコロナウイルスに対する意識の差を気にして思うように楽しめない方もいるようです。

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新型コロナウイルスの影響を受け、「2020年のクリスマスの予定に影響はなかった」と回答した方にも同様の質問をしたところ、最も回答が多かったのは「どちらともいえない」の54.5%で半数以上を占める形となりました。次に回答が多かったのは「満足している」の27.3%、それに「やや不満である」の9.1%、「やや満足している」「不満である」の4.5%が続く結果となりました。

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「満足している」「やや満足している」と回答した方からは、「GoTo(トラベル)を使って旅行ができる」「よくホームパーティーをしている」といったコメントが目立ちました。キャンペーンを利用した楽しみ方や、例年と変わらない過ごし方ができている方ほど、クリスマスへの満足度も高いようです。

3.クリスマスプレゼントは、「日常的に使えるもの」が人気

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「今年、クリスマスプレゼントを親からもらう予定ですか?」という質問に対し、「はい」「いいえ」ともに36.2%、残る27.6%が「分からない」と回答しました。それぞれの回答が均等な割合になったことから、年齢や家庭環境などの背景もふまえると、親からクリスマスプレゼントを貰う予定は様々であると言えます。

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また、「親からクリスマスプレゼントを貰う予定がある」と回答した方に、具体的に何を貰う予定なのかを尋ねたところ、「美容関連のグッズ」が23人(33.8%)と一番多く、次いで「衣類・服飾雑貨」が29.4%という結果に。表以外にも、ワイヤレスイヤホン、カメラ、現金という回答もありました。調査の結果から、日常的に使えるものをプレゼントしてもらいたいという願望が読み取れます。

さらに、「親からクリスマスプレゼントを貰う予定がある」と回答した人を対象に、兄妹関係の相関も分析しました。一人っ子のうち、親からプレゼントを貰う割合は54%(分からないを除く)、長子は45%、中間子は46%、末っ子は58%という結果になりました。一人っ子や末っ子のように、家族内での年齢が低いほど、長子や中間子に比べて長期間に渡りプレゼントを貰う傾向にあると読み取れます。

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「親からクリスマスプレゼントを貰う予定はない」と回答した方に、親からプレゼントを貰わなくなった時期を質問したところ、全体の約半数が「高校入学以前」と回答しました。また、高校時代に貰わなくなった割合は1年~3年で計36.2%という結果に。親にとって、クリスマスプレゼントの重要性が、子供の成長と共に低くなってくるのではないかと考えられます。

※番外篇:クリスマス時期のイルミネーションは、「雰囲気を楽しみたい」が過半数

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今季、イルミネーションを見に行く予定があるかを質問したところ、「はい」と回答した方が53.8%、「いいえ」が46.2%という結果に。

さらに、「イルミネーションを見に行く予定がある」と回答した方に、誰とイルミネーションを見に行く予定があるかを尋ねたところ、「友人」(54%)との回答が最も多く、次いで「恋人」(51%)、「家族」(7%)という結果になりました。

「友人」と「恋人」には大きな差がなかったことから、イルミネーションという非日常を感じることのできるキラキラした空間は、親しい友人や恋人と楽しみたいと考えていることが読み取れます。

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また、「イルミネーションを見に行く予定がある」と回答した方に、イルミネーションに行く理由を質問したところ、「クリスマスの雰囲気を楽しむため」が52%と過半数を超える結果に。「鑑賞のため」「撮影(インスタ映え)のため」という回答もそれぞれ見られましたが、多くはクリスマスの雰囲気を楽しむことを目的にイルミネーションを見に行くようです。

総評

この度の「若年層女性のクリスマスの過ごし方」に関する調査では、新型コロナウイルスの影響を受けていると感じる場面も多い中で、クリスマスを意識したイベントを行う回数は例年よりも増えるなど、状況を鑑みつつクリスマスを楽しもうとする回答が目立ちました。

また、コロナ禍によるクリスマスへの影響を感じている人は8割以上であったものの、「コロナ禍で2020年のクリスマスの予定に影響が出なかった事に対しどう思いますか?」という質問には「どちらともいえない」が半数以上を占める形となりました。

新型コロナウイルスの感染拡大という未曾有の事態にありながらも、各々が工夫をしながら楽しい過ごし方を模索していると言えそうです。

※この度の調査結果は、2020年12月3日~2020年12月11日実施したデータをもとに集計、考察したものです。実際の予定は変動している可能性もありますので、ご了承ください。
<調査概要>
調査名:「若年層女性のクリスマスの過ごし方」に関する調査
調査期間:2020年12月3日(木)~ 12月11日(金)
調査方法:インターネット調査
調査対象: 全国の女子高校生、女子大学生、女子短期大学生
回答件数:合計186件

【本件に関する問い合わせ先】
RooMooN株式会社 広報
メールアドレス:press@roomoon.jp

女子大生・女子高生マーケティング集団「Trend Catch Project」について

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「Trend Catch Project」は、2018年10月に発足した女子大生・女子高生マーケティング集団です。参加している学生主導で活動を行い、企業様へのマーケティング支援やトレンド発信を目的に、日々活動しています。

現在、関東・関西を中心とした高校生・大学生・短大生・専門学生が約80名ほど所属。今後さらに規模を全国に拡大し、女性のライフステージに合わせたリアルな意見を社会に向けて発信していきます。

募集一覧

【大学生部門】
▪️Trend Catch Project(関東本部)

▪️Trend Catch Project 関西

【高校生部門】

▪️Trend Catch Project JK


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