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JD・JKが気になる新ドラマは? Trend Catch Projectが、「2020年秋冬ドラマ期待度ランキング」を発表

放送スケジュールが大きく変わった春夏のドラマも続々と最終回を迎え、いよいよ始まる秋ドラマを心待ちにしている方も多いのではないでしょうか?

今回は、女子大生・女子高生マーケティング集団「Trend Catch Project」が2020年秋冬に放送予定のドラマ期待度を独自に調査。ランキング形式で分析します。

また、昨今のお家需要の高まりにともない「Amazon prime」「Netflix」といった有料動画配信サービスの人気が高まる中、若年層女子はテレビドラマをどのような基準で視聴しているのかも明らかにしています。
※調査結果をご紹介いただく際には、「Trend Catch Project 調べ」と注釈を記載ください。

「2020年秋冬ドラマ期待度ランキング」ゴールデン部門

1位:TBS系「おカネの切れ目が恋の始まり」
主演:松岡茉優、三浦春馬
火曜よる10時から〜

<内容>
おカネを正しく使うことにこだわり、モノにも恋にも一途な”清貧女子”とおカネにルーズな”浪費男子”による正反対の価値観を持つ2人の”じれキュン”ラブコメディ 
引用:「おカネの切れ目が恋の始まり」公式サイト

調査の結果、全体の45.1%がTBS系「おカネの切れ目は恋の始まり」に最も注目していると回答しました。続いて多かったのが全体の28%が注目していると回答したTBS系「キワドい2人 -K2-」(主演:山田涼介、田中圭)の番組でした。1位と2位の差があることから1位に注目している番組として選ばれた「おカネの切れ目は恋の始まり」には早々と期待が集まっているようです。

<コメント>
・「4話で終わるとのことなので気になっている」(「おカネの切れ目は恋の始まり」)
・「キワドイ2人」は、「miu404」に続くコンビもので警察モノのドラマなので、かなり期待度が高い。コンビならではの面白さがカッコ良さを見たい。

今回の調査では、全体の約20%が「特に注目している番組はない」と回答したのが印象的でした。サブスクリプション型の動画配信サービスやYouTubeなどで気軽に好きなときにドラマが見れる機会が増えていくにつれて、若者の「テレビ離れ」も徐々に顕著になっていくのでしょうか。

<コメント>
・1話を見逃したらそのあと見る気が失せてしまう。
・見逃し配信で見れるドラマが見やすい。
・テレビだとCMがネック。

「2020年秋冬ドラマ期待度ランキング」ナイトタイム部門

1位:特になし
最も多かった回答は「特になし」(45.1%)という結果に。この原因として、夜~深夜帯にゴールデンタイムを持つ動画配信サービスの台頭が考えられます。深夜帯は自分でお気に入りを見つけ、それを心ゆくまで視聴する若者の方が多いのかもしれませんね。

参考:テレビおよび有料動画配信サービスの利用実態 
(テレビ視聴は夕方〜夜、動画配信サービスは夜〜深夜がゴールデンタイム)

2位:テレビ東京「だから私はメイクする」(主演:神崎恵、志田彩良、吉田朱里)

<内容>
メイクを通して浮き彫りになる「社会」や「自意識」と戦う女性たちの悲喜こもごもを描いた物語。毎話、様々な女性の「メイク」にまつわるエピソードが繰り広げられます。
自分のメイク道を極め続けるうちにあだ名が「マリー・アントワネット」になった女性、職場の男性たちからされる「見た目へのアドバイス」にうんざりしている女性、仕事で多忙な日々を送る中で自分を奮い立たせるためにコスメに大金を投じる女性など、人それぞれの「メイクをする理由」を描くことで現代をたくましく生きる女性たち(時に男性も)の様々な姿を映し出します。
引用:「だから私はメイクする」公式サイト

深夜・その他部門で最も注目の集まっていたドラマは、テレビ東京の「だから私はメイクする」でした(31.7%)。このドラマについては以下のようなコメントが寄せられています。

<コメント>
・メイクする女子への思い込みを壊してくれそう!
・神崎恵さんが演技するのが新鮮。

また、主演の一人である吉田朱里さんはメイクブランド「B IDOL」のプロデューサーでもあります。若者に支持を得ているブランドですから、視線が集まるきっかけのひとつになりそうです。

参考:女子大生ベストコスメ大賞 2020SS 
(B IDOL「つやぷるリップ」がランクイン)

それに日本テレビ系列の「極主夫道」(13.4%)、NHKの「彼女が成仏できない理由」(8.5%)が続く形になりました。また、TBS系列「荒ぶる季節の乙女どもよ。」(7.3%)には以下のような熱いコメントが寄せられていました。

<コメント>
・荒ぶる季節の乙女どもよ一択です!!アニメも見たし、期待しかないです!番外編としてTSUTAYAプレミアムでも男子目線でのドラマが決まっており、とても楽しみです!ま、井上瑞稀くんが出るから見たいって言うのが1番ですけど。笑

女子大生・女子高生のうち約2割が「テレビドラマを全く観ない」

女子大生・女子高生は一回のクールで何本のドラマを視聴するのか調査した結果、最も多かったのは「1~3番組」の63%。次いで「全く観ない」の19.5%となりました。約80%もの人が一クール当たりのドラマ視聴が少ないことから、作品の途中離脱が多いことや「ドラマ≠日常」であることがうかがえます。

一方、女子大生(n=70)と女子高生(n=10)で分けると異なった特徴が垣間見えました。最も多い回答であった「1~3本」は女子大生62%、女子高生60%と大差がありませんでしたが、「4~6本」では女子大生が12%であるのに対し、女子高生は60%であることが分かりました。今回の調査では、女子高生の母数が少ないため一概には言えないものの、今後の参考となる結果ではないかと考えます。

ドラマ視聴のきっかけは「テレビCMで気になったから」

ドラマを観ようと思うきっかけについて調査したところ、最も回答が多かったのは「CMでの予告を観て気になったこと」で41.5%でした。CMでの予告は作品のあらすじや雰囲気のほか、出演者や放送日時など得られる情報が多いため、興味を惹かれやすいのではないかと考えられます。

次に多かったのが「好きな芸能人が出演していること」の32.9%、それに「好きなドラマジャンルであること」の14.6%が続く形となりました。この結果から、はっきりとした理由があり、ドラマに興味を持つ人も多いということが分かります。

また、そのほかに「SNSで話題になっていること(7.3%)」、「他番組での番宣を観て気になったこと(3.7%)」という回答もありました。近年、ドラマの展開予想や考察などの投稿により大きな盛り上がりを見せることも多いSNSですが、意外にも視聴のきっかけとなることは少ないようです

テレビドラマの人気ジャンルは「恋愛」「コメディ」

複数回答可で好きなドラマのジャンルを調査した所、回答者の60%が恋愛ドラマを選択しました。女子大生・女子高生にとって、恋愛ドラマのニーズが根強いことがわかります。また、コロナ禍の生活で人に会えない寂しさや人恋しさから、恋愛ドラマのニーズが高まっている可能性も考えられます。

次いで人気だったのが、コメディドラマです。
独特なキャラクターや喋り方で笑いを誘うムロツヨシさんや佐藤二朗さんなどの演技派俳優の活躍も大きいと考えられます。その他には、サスペンス、学園、医療ドラマがほぼ同列という結果になりました。ドラマにおけるアクション、ホラー、ドキュメンタリーの人気は低いようです。

テレビドラマの人気ジャンルから、ブレイク番組を予想してみた

近年ブレイクした恋愛ドラマに、「恋は続くよどこまでも」が挙げられます。また、ラブストーリーとコメディを掛け合わせたラブコメディでは「逃げるは恥だが役に立つ」、「おっさんずラブ」、学園×コメディでは「今日から俺は!!」などが話題作として挙げられます。

好きなテレビドラマジャンル × 注目のテレビドラマジャンル

各ジャンルと主要秋ドラマへの注目度に、どのような関係があるのかを調べました。

狙いは、
・好きなジャンルと関心を寄せるテレビドラマに相関性はあるのか
・どのような層にどのようなドラマがウケるのか
を明らかにする事でしたが、非常に興味深い結果になりました。

まず、「#リモラブ~普通の恋は邪道~」は、恋愛ドラマであるにも関わらず、恋愛よりもヒューマンドラマの支持層の注目度が高い結果となりました。
また、「おカネの切れ目が恋の始まり」(通称“カネ恋”)に最も注目していたのはホームドラマの支持層でした。ただのラブストーリーではない、「お金」という新ジャンルの登場による注目層の変化だと考えられます。また、同層は「ルパンの娘」の注目度も高い結果となりました。

また、医療ドラマ支持層はやはり「監察医」に高い注目を集めているようです。

「だから私はメイクする」は、ヒューマンドラマ支持層の圧倒的な注目が特徴的でした。メイクを主軸に人々の価値観を改めて問い直す、社会派ドラマとしての期待値が高そうです。

<調査概要>
調査名:「2020年秋冬ドラマ期待度ランキング」調査
調査期間:2020年8月22日(土)~ 9月1日(火)
調査方法:インターネット調査
調査対象: 全国の女子大生、女子高生
回答件数:合計82件
【本件に関する問い合わせ先】
RooMooN株式会社 広報
メールアドレス:press@roomoon.jp

女子大生・女子高生マーケティング集団「Trend Catch Project」

「Trend Catch Project」は、2018年10月に発足した女子大生・女子高生マーケティング集団です。参加している学生主導で活動を行い、企業様へのマーケティング支援やトレンド発信を目的に、日々活動しています。

現在、関東・関西を中心とした高校生・大学生・短大生・専門学生が約80名ほど所属。今後さらに規模を全国に拡大し、女性のライフステージに合わせたリアルな意見を社会に向けて発信していきます。

【大学生部門】
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