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コンビニスイーツは「ローソン」が人気!女子大生・女子高生マーケティング集団「Trend Catch Project」が「若年層女性のコンビニスイーツ購買実態」を調査

調査サマリー
1.コンビニスイーツは「ローソン」と「セブンイレブン」の二大勢力が人気
2.コンビニスイーツの相場は約300円。「ついで買い」が基本
3.コンビニスイーツを買う動機は「自分へのご褒美」
※調査結果をご紹介いただく際には、「Trend Catch Project 調べ」と注釈を記載ください。

手軽に買うことができるコンビニスイーツの需要が高まるとともに、コンビニ各社からもプライベートブランドのスイーツが登場したり、人気洋菓子ブランドとのコラボ商品を発売するなど、話題性を狙ったスイーツ商戦が活発化しています。

女子大生・女子高生マーケティング集団「Trend Catch Project」では、「若年層女性のコンビニスイーツ購買実態」に関する調査を実施しました。スイーツで人気のコンビニや購買の動機など、若者女子の消費実態を明らかにしていきます。

1.コンビニスイーツは「ローソン」と「セブンイレブン」の二大勢力が人気

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女子大生・女子高生が最も好きなコンビニを尋ねたところ、セブンイレブンが66%と圧倒的に人気であることが明らかになりました。

次に、どこのコンビニスーツが最も好きかを調査しました。こちらは、ローソン(38.6%)とセブンイレブン(37.7%)がほぼ同率で人気上位を独占する結果に。

女子大生・女子高生が最も好きなコンビニではセブンイレブンが圧倒的人気でしたが、どこのコンビニスイーツが最も好きかでは1位と2位の票数に大差がなく、セブンイレブンとローソンの2強であることが分かりました。

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さらに、「好きなコンビニ」と「どのコンビニスイーツが好きか」の2つの質問で、異なるコンビニを選んだ人は全体の44%という結果に。目的によって来店するコンビニを選んでいる人がいることが明らかになりました。例えば、好きなコンビニを「セブンイレブン」と回答した人のうち、全体の5割弱が「どのコンビニスイーツが好きか」という質問になると他店へ移行しています。好きなコンビニを「ローソン」と回答した人の他店への移行率は27%と最も低く、反対にコンビニスイーツでの他店移行率が93%と最も高かったのは「ファミリーマート」でした。

コンビニのうち、セブンイレブンやファミリーマートが最も好きな人の移行率が最も高かったのはローソンであることから、「どのコンビニスイーツが好きか」という質問でローソンとセブンイレブンの割合が高いことと関連していると考えられます。

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コンビニを問わず、好きなコンビニスイーツを尋ねたところ、全体の3割が「シュークリーム、エクレア」と回答しました。続いて多かったのが「プリン、パンナコッタ」「チーズケーキ」という結果に。全体の半分以上が上記のスイーツで占めていることが分かりました。

中でも、各コンビニ店において必ずと言っていいほど販売されているもの、かつ比較的にレジ近くの商品棚に陳列されているシュークリームは手に取りやすく、安定して人気を得ているのではないかと考えられます。

2.コンビニスイーツの相場は約300円。「ついで買い」が基本

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コンビニに行く頻度を尋ねたところ、最も多かった回答は「週1~2回」が41.2%という結果になりました。続いて「週3~4回」が26.3%、「月に何回か」が21%になりました。全体のうち、約72%の女子大生・女子高生が週に1回以上コンビニを訪れている結果から、コンビニは身近で生活に必要な存在であることが明らかです。

一方で、「月に何回か」や「ほとんど買わない」といったコンビニを訪れない層も一定数存在しています。スーパーに比べて割高であることなども影響していると考えられます。

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どのくらいの頻度でコンビニスイーツを購入しているのかに関しては、最も多かった回答は「月に何回か」が50%と、全体の半分を占める結果となりました。次に多かったのが「ほとんど買わない」の27%、「週1〜2回」の16%、「週3〜4回」の3% が続く形となりました。

コンビニへ行く頻度が平均で週1~2回程度であったことと関連づけると、コンビニへ行く度にスイーツを買う人は少ないことが分かります。また、「ほぼ毎日」コンビニへ足を運ぶ人は全体の1%であることから、スイーツの購入を目的としてコンビニへ行く女子大生・女子高生は少ないようです。

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1つあたりのスイーツにいくらまでならお金を払いたいと思うのかを「コンビニスイーツを買う際の最高価格」とし、金額を50円単位で調査しました。最も多かった価格帯は「301円~350円」で、調査数の25%を占める結果に。次いで、「151円~200円」「201円~250円」「251円~300円」がほぼ横並びで多い結果となりました。

さらに調査データを見ていくと、「どこのコンビニスイーツが最も好きか」という調査の結果と、コンビニスイーツの価格帯に相関性がみられました。

コンビニスイーツを買いたいと思う価格帯ごとに「どこのコンビニスイーツが最も好きか」という質問の回答を関連づけると、上位二位であるセブンイレブンとローソンの順位が価格ごとに変化しています。

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コンビニスイーツを買う最高価格が「100円~200円」の消費者はセブンイレブンに、「201円~350円」の消費者はローソンに、351円以上の消費者はセブンイレブンのスイーツに魅力を感じている事が明らかになりました。コンビニスイーツを選ぶ一つの基準として、コスパがあることを示せたのではないでしょうか。

また、コンビニスイーツに払える金額として最も割合の高かった「151円~350円」は、ローソンを支持する価格帯です。コンビニスイーツという分野でローソンが相対的に人気である理由の一つに、価格設定が影響しているとも考えられます。

3.コンビニスイーツを買う動機は「自分へのご褒美」が多数

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女子大生・女子高生はどんな時にコンビニスイーツを買いたくなるのか調査した結果、最も多かった回答は「自分へのご褒美」の63.2%。次いで「小腹が空いた時」の42.1%が続く結果になりました。若年層女性は、コンビニスイーツに対して「手軽なもの」というよりも「少し特別なもの」という認識を持っていると考えられます。

また、これらに続き「SNS、周りで話題になっている」が33.3%であることから、SNSをはじめとするインターネット上での評判や同世代の口コミによる購入意欲への影響が少なからずあるようです。

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コンビニスイーツを買う際に最も重要視することに関しては、最も大きな割合を占めたのが「その時の気分」の61.4%で、他の選択肢に圧倒的な差をつける結果となりました。続いて、「価格」の26.3%、「見た目」の7.9%が多いようです。

「自分へのご褒美」としてコンビニスイーツを購入する人が多いことが明らかになりましたが、自分を褒められる気分であることも購入意欲に繋がる重要な要素なのかもしれません。


この度の調査から、女子大生・女子高生の好きなコンビニランキングでは「セブンイレブン」が、コンビニスイーツランキングでは「セブンイレブン」と「ローソン」がほぼ同率で人気を博していることが明らかになりました。また、コンビニへ行く頻度とコンビニスイーツを購入する頻度が異なることからも、スイーツを目的にコンビニへ足を運ぶよりも、「ついで買い」や「ご褒美」としての購入が多いと考えられます。

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【本件に関する問い合わせ先】
RooMooN株式会社 広報
メールアドレス:press@roomoon.jp
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<調査概要>
調査名:「若年層女性のコンビニスイーツ購買実態」に関する調査
調査期間:2020年8月1日(土)~ 8月9日(日)
調査方法:インターネット調査
調査対象: 全国の女子大生、女子高生
回答件数:合計114件

女子大生・女子高生マーケティング集団「Trend Catch Project」について

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「Trend Catch Project」は、2018年10月に発足した女子大生・女子高生マーケティング集団です。参加している学生主導で活動を行い、企業様へのマーケティング支援やトレンド発信を目的に、日々活動しています。

現在、関東・関西を中心とした高校生・大学生・短大生・専門学生が約80名ほど所属。今後さらに規模を全国に拡大し、女性のライフステージに合わせたリアルな意見を社会に向けて発信していきます。

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