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バレンタインにチョコを渡す相手は?お返しは、6割が期待!女子学生マーケティング集団「Trend Catch Project」が、「若年層女性のバレンタイン意識調査」を実施

例年とは違った生活を送る人が多い中、10代後半〜20代前半の若年層女性はどのようなバレンタインを過ごすのでしょうか。

ライフステージごとの等身大の意見を発信する女子学生マーケティング集団「Trend Catch Project」では、この度全国の女子大学生・女子高校生を対象に、「若年層女性のバレンタイン意識調査」を実施しました。

2020年までとの比較から、今年のバレンタインの傾向を探ります。さらに、バレンタインにまつわるエピソードや「お返しを期待しているのか」など、バレンタインに関する女子たちの本音を探ります。

■調査サマリー

🍫手作りは減少傾向ながらも、7割強が「今年もバレンタインの準備をしている」
🍫バレンタインデーの告白経験は8割が「ない」が、10代に印象的なエピソードあり
🍫バレンタインの贈り物、約6割が「お返しを意識」

🍫手作りは減少傾向ながらも、7割強が「今年もバレンタインの準備をしている」

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「バレンタインを毎年意識していますか?」という質問には、88.4%が「はい」と回答。「いいえ」が11.6%となりました。

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「今年のバレンタインに備えて、何か準備をしている・する予定がありますか?」という質問では、7割が「準備をしている」と回答しました。例年よりわずかに減少傾向にあるものの、今年もバレンタインを意識して何らかの準備をしている若年層女性が多いようです。

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「バレンタインに備えて準備をしている」と回答した人を対象に、具体的にどのような準備をしているのか質問しました。

2020年と2021年のバレンタインで比較してみると、最も差が開いたのは「お菓子を作る(53票差)」という回答。次いで「お菓子を購入する(19票)」、「何もしない(6票差)」が続きます。「お菓子以外のものを購入する」という回答のみ、2020年までに比べ2ポイントほど今年のバレンタインの準備として多い結果になりました。

割合で比較すると、お菓子作りをする人は例年で86.1%であるのに対し、2021年は79.4%と減少しています。また、お菓子を購入する人は34.4%から33.1%へ、出かける人は11.5%から11.3%へとやや減少傾向にあります。

2021年はお菓子の手作りが敬遠されている背景として、新型コロナウイルス感染症が大きい要因ではないかと考えられます。また、外出自粛やテレワークが推奨される中、バレンタインデーに手渡しで贈り物をする機会が減少することが予想されるため、2021年は特にバレンタインの準備をする人が少ないと考えられます。

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チョコを渡す相手で最も多かったのは「友人(150票)」でした。4人のうち3人が友人にチョコを渡す予定のようです。

また、恋人・気になる人や家族といった親しい関係を持つ相手にも渡す傾向が見られました。5位以下では「職場(バイト)の人」「学校の先生」という意見も見受けられました。

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バレンタインにチョコを渡す理由を聞いたところ、「バレンタインというイベントを楽しむため」や、「毎年の恒例行事だから」と答えた人が多く見受けられました。また、「友達とチョコやお菓子を交換するため」や、「恋人・家族に感謝の気持ち伝えるため」「喜んでもらいたいから」という回答もありました。このことから、チョコを渡す相手によって、その目的や理由も異なると考えられます。

他にも、バレンタインで「チョコを渡す予定がある」と答えた人を対象に、バレンタインのための出費額およびバレンタインにチョコを渡す人数の平均値を算出しました。

まず、バレンタインにおける出費額の平均は、3,368円という結果に。1,000円以内に抑える人もいれば、一度に約20,000円を費やす人も見られました。

バレンタインにチョコを渡す人数に関しては、平均で19.8人という結果に。中でも、回答者の約40%は、チョコを渡す相手は10人未満であることが分かりました。この結果から、恋人のみに渡す人、親しい友人や家族のみに渡す人など、比較的小人数を想定してバレンタインの準備を行なっている人が多いと推測できます。一方で、大人数にチョコを渡す予定の人もおり、中には「100人以上にチョコを渡す予定」という回答も見受けられました。

金額・人数ともに、平均値にかなりばらつきがあったことから、バレンタインにチョコを渡す相手や規模感によって相場も様々であると考えられます。

🍫バレンタインデーの告白経験は8割が「ない」が、10代に印象的なエピソードあり

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「バレンタインに際して、告白したことがある、もしくはする予定がありますか?」と尋ねたところ、「いいえ」が全体の8割以上を占める結果となりました。一方で、「はい」と答えた人は2割にも満たず、バレンタインを告白のタイミングとして考えている人は少数派であることが分かります。

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バレンタインにまつわる恋愛エピソードを調査したところ、小学生や中学生の頃の甘酸っぱい思い出が目立ちました。

中でも、「バレンタインに告白して成功した」というエピソードが多く見られました。このことから、前述の「バレンタインに際して、告白したことがあるか」という質問に関しては「いいえ」という回答が多いものの、気になる・好きな異性がいる女子にとっては、バレンタインが記憶に残るイベントであると推測できます。

🍫バレンタインの贈り物、約6割が「お返しを意識」

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「バレンタインのお返しを期待しているか」という質問に対して。約6割の方が「期待している」と回答。女子大生・女子高生のうち、半数以上がバレンタインのお返しを意識していることが分かりました。

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「バレンタインのどのようなお返しを期待しますか?」という質問では、バレンタイン同様「チョコが欲しい」と回答する人が多く見受けられました。

他にも、コスメやアクセサリーなど、「食べ物よりも実用的な物が欲しい」と回答する声も多く見受けられました。このことから、女子大生・女子高生は、バレンタインデーに贈り物をすると同時に、お返しにも期待を抱いていると推測できます。

総評

2020年までのバレンタインと比較すると、今年は”手作り”派が大幅に減少傾向にあることが明らかになりました。しかし、例年と同じく半数以上が、バレンタインに備えて何かしらの準備をしているようです。

チョコを渡す相手やバレンタインにまつわるエピソードからも、特に10代の思春期においては、女子にとってバレンタインが記憶に残るイベントの一つであると考えられます。また、少なからずホワイトデー等でのお返しを意識しているようです。

<調査概要>
調査名:「若年層女性のバレンタイン実態」に関する調査
調査期間:2021年1月12日(火)~ 2021年1月22日(金)
調査方法:インターネット調査
調査対象: 全国の女子大学生、女子高校生
回答件数:合計210件

【本件に関する問い合わせ先】
RooMooN株式会社 広報
メールアドレス:press@roomoon.jp

女子大生・女子高生マーケティング集団「Trend Catch Project」について

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「Trend Catch Project」は、2018年10月に発足した女子大生・女子高生マーケティング集団です。参加している学生主導で活動を行い、企業様へのマーケティング支援やトレンド発信を目的に、日々活動しています。

現在、関東・関西を中心とした高校生・大学生・短大生・専門学生が約80名ほど所属。今後さらに規模を全国に拡大し、女性のライフステージに合わせたリアルな意見を社会に向けて発信していきます。

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