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調べるとは「数える、比べる、訪ねる(尋ねる)」

こんにちは。「エールラボえひめ」ディレクターの泉谷昇です。
引き続き、令和5年度もディレクターを務めることになりました。よろしくお願いします。
 
私は愛媛と東京の二拠点生活をしており、愛媛にいる時は「NPO法人いよココロザシ大学」の理事長、東京にいる場合は「NPO法人ジャパン・フィルムコミッション」の理事長として奔走しています。

他にも愛媛県では大学で非常勤講師としてボランティア論を教えたり、夏休みになれば子ども達を預かる居場所の運営をしたり、社会人対象に講師や講演などもしており、老若男女と接する機会が多いのが私の日常です。
 
さて、話を「エールラボえひめ」に戻します。
人と接することが多いからか「イベントをしたい」「カフェで起業したい」「手作り品を販売したい」「加工品を開発して販路に載せたい」「ボランティア活動をしたい」など色々な話が話題になります。

なので「したいことについて、どれほど調べたの?」などを尋ねると、特に調べていなく頭の中のイメージだけを伝えている場合が多いことに気づきます。
 
イメージから踏み込みたい場合は、まず「調べる」ことから始まります。
調べるとは単にネットで閲覧したり、ニュースを読むことではありません。
調べるとは「数える、比べる、訪ねる(尋ねる)」と私は伝えていて、取り組みたいコトについて数字や数値で表せることを列挙し、比較検討をします。すると疑問や考えなどの問いが立ちます。その問いを確かめるために、現場へ訪ねたり、関係者へ尋ねたりして、自分なりの意見を持つことが仮説に繋がります。
 
そんな仮説には数字や数値の客観性が担保されているので、共感を得やすい傾向があります。
ですから、例えば、イベントで啓蒙活動をしたい場合は「日時や会場の広さ、参加人数、参加費、収支、資材の数、天候など」を数字や数値で集めて、類似イベントの実績などと比較して規模感などを描くことで、協力者へ相談や依頼を具体的にすることができ、相手も全体像が掴めます。そして、分からないことは尋ねればいいのです。
 
頭の中のイメージから、現実へ落とし込みたいけれど、その手段が分からない・・・は、年齢や性別、経験を問わず多い相談です。

そんな時に、エールラボえひめでは今年度、このnoteを積極的に活用しよう!となりました。ご意見やご感想をいただけたら、私たちも応えますので、応援や発信をしあえる関係性を築きたいと思っています。
 
エールラボえひめディレクター
泉谷昇

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