全裸プロレス!? 死ぬまで殴り合う!? 愉快な古代のオリンピック
ああ、みなさん。知らない間にオリンピックが始まっていました。しかも、花の都・パリで開催されているらしいです。
いや、始まっているという噂を聞いただけで、実際に見たことはありません(テレビ見ない&スポーツ一切興味ないYeKu)。
全く興味はありませんが、人類にとって有用であることは認めていますので、私なりにオリンピックを盛り上げるべく愉快な古代オリンピックについて調べてみました。
今日は少しタイムスリップして、古代ギリシャのオリンピックについてお話ししましょう。現代のオリンピックとはかなり違う、その驚きの内容にきっと笑ってしまうはずです。
全裸で競技!?
まず最初に驚くべきことは、古代オリンピックの選手たちが全裸で競技を行っていたことです。そう、彼らは文字通り「裸一貫」で競技に臨んでいました。
なぜ全裸だったのか? 諸説ありますが、一つの説は身体の美しさを讃えるためだったと言われています。古代ギリシャでは、肉体美が精神や知性の強さを示すと考えられ、非常に重要視されていたのです。まさにマッスル信仰。現代ならSNSで鍛えた体を披露するのと同じ感覚でしょうか? 現代でも、男女関わらず鍛え抜かれた肉体は美しいものなので、気持ちは分かる気もします。でも、みんな全裸だと見慣れてきて何も感じなくなってきますよね。隠れてる方が……(ブツブツ)
※なお、女性は参加も観戦も認められませんでした。風紀的な観点からだったのかもしれませんが、女性が観戦していると盛り上がるべきではないところで妙な歓声が上がったりしたかもしれません。ちょっと面白いですね。
死ぬまで殴り合う!?
さらに驚くのは、古代のオリンピック競技の中には「パンクラチオン」という、ほぼ何でもありの総合格闘技が存在したことです。この競技は、ボクシングとレスリングを組み合わせたもので、全裸で体に油を塗り、眼球への攻撃・噛みつき以外は殴る、蹴る、投げる、締める、ほぼ何でも許されていました。
驚くべきことに、かのスパルタでは眼球への攻撃・噛みつきも許されていたので、死ぬにいたらずとも、障害を負うことになった戦士もいたでしょう。
(全裸でやるのに……金的は? という素朴な疑問が頭を過ぎりますが……)
そのため、「死ぬまで殴り合う」という表現はあながち誇張ではありません。一部の試合では、選手が命を落とすこともありました。現代の格闘技ファンなら、これが究極の「ノーホールドバーズ(何でもあり)」の試合だと感じるかもしれません。
愉快な(?)エピソード
古代オリンピックには愉快なエピソードもたくさんあります。
例えば、ある選手が試合中に相手を倒した後、喜びのあまり自分も倒れてしまい、そのまま意識を失ったという話があります。審判団はしばらくその場で悩みましたが、結局その選手を勝者と認めました。彼が倒れたのは勝利の瞬間だったからです。
まとめ
古代のオリンピックは、現代の我々には想像もつかないような過激さとユーモアに満ちていました。全裸で競技を行い、死ぬまで殴り合うなんて、まるで映画のワンシーンのようです。しかし、これもまた、古代ギリシャの文化と価値観を反映したものなのです。
古代ギリシャでは、非常に高度で知的な文明を築きながらも、肉体に対する崇拝の心を忘れなかったと考えると、現代の知性優位な価値観は少し歪んだものなのかもしれません。
今度のパリオリンピックが、肉体に対する賛美を思い出すきっかけになれば良いですね。
ぜひ観戦の際、古代の選手たちの勇姿を思い浮かべながら、現代の選手たちに声援を送りましょう。彼らの競技もまた、歴史の一部として未来に語り継がれることでしょう。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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