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少子化問題に対して、自然に産んでもらおうという施策には無理がある

現代日本における出生数の減少は、国内のみならず海外メディアの関心事にもなっているそうだ。

私自身、結婚や出産に対する意欲はなく、子育ての大変さを考えると尻込みしてしまう。金銭的、肉体的、精神的な負担だけでなく、新たな人間関係の維持という面でも、子どもを持つことへの抵抗感がある。

そして残念なことに、それらを乗り越えても子供を産んであげたいと思うようなイケているメンズとは付き合ったことが無い。

このような背景から、私は今政府がやっているような小手先の少子化対策ではなく、技術革新による解決策の模索が必要だと考えている。

なぜなら日本の少子化問題は、政府の小手先の対策では解決が見込めない程に深刻化している。

私のように結婚や子育てに消極的な人間は少なくないだろうし、生物学的な繁殖に頼る現行の社会システムには疑問を呈さざるを得ない。

子どもを中心としたライフスタイルに囚われたくないという思いは、決してマイノリティではないだろう。

そこで私は、クローン技術や完全人工出産技術のような革新的な手法による人口増加の可能性に期待を寄せたい。

欧米のようなキリスト教圏では難しいだろうが、日本は宗教的タブーが少ないため、こうした技術を比較的受け入れやすい土壌がある。

また、これらの技術を推進することで、国際社会における日本の立ち位置も強化されると考えられる。技術革新は、少子化問題に対する新たな解決策として有効であり、日本がその分野でのリーダーシップをとることも可能だ。

ただし、こうした人間の新しい出生方法は、仮に可能であったとしても決まって「社会が受け入れるのに時間がかかる」と判断される。

実際にクローンとして生まれた人々と接する機会があった時、私たちはどう反応するだろうか?

おそらく、最終的には受け入れるだろう。
私たちは隣人の性的多様性を受け入れてきたし、白人は最終的に黒人を同じ人間として認めた。

それらの歴史は踏まえ、多少奇異の目で見たり、差別などの問題が発生するにしても、最終的には受け入れるだろう。

最終的に受け入れるなら最初から受け入れてしまえばいい。なぜ人々はそんなに変化を嫌がるのだろうか。私には分からないが、人間とはゆっくりとしか進めない生き物なのかもしれない。

次善の策として、ロボットを子育てや社会参加の助け手として導入することも考えられる。

日本人は文化的にロボットを愛する心があり、アトムやドラえもん、ガンダム(ガンダムはモビルスーツだけど)といったキャラクターが示すように、機械との共生に対する受容度は高い。

ロボットを活用することで、人口問題の緩和だけでなく、社会の効率化や生活の質の向上も期待できる。

少子化問題は、単に人口を増やすことに注力するのではなく、社会の根本的な変化を受け入れ、技術革新による解決策を模索するべき時が来ていると私は考えている。

クローンや人工出産技術の開発、ロボットの活用は、旧来の価値観に囚われない新しい社会を築く上で重要なステップである。

日本はこれらの技術を受け入れ、発展させることで、人口危機を乗り越えると同時に、国際社会での新たな地位を築くことができるだろう。そしてそれが最終的に、人々の幸福に寄与すると私は信じている。


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