食欲がないときにおすすめの手間ゼロメニュー
うつ病やその他の疾患がある人もない人も、日常を過ごす中で病気や体調不良に見舞われることは避けられないものだ。季節柄夏バテで食欲がない人も多いと聞く。結果として食事がまったく喉を通らないという経験は、多くの人にとって身に覚えがあるのではないだろうか。
もちろん、食べただけで病気が治るような都合の良い食事はないが、軽くでも何か食べた方が回復に近づくように思う。
この記事では、自分の体験談も踏まえながら、食欲がない時におすすめの食事を書いてみる。
まず大切なことは、無理をせず、体に負担をかけないことだ。食欲がないとき、無理に大量の食事を摂る必要はない。むしろ、少量の消化しやすいものを選んで食べるのがいい。
さらに、体調が悪い時、手間のかかる食事の支度は難しいことを考慮して、手軽に食べられるという点も大事だ。いかに簡単な料理でも、炊事というのは材料の選択から調理、後片付けと言う複雑な手順を要するので、弱っているときには難しい。私が経験したように、うつ状態だとなおさらだ。
以上の条件をふまえて以下のメニューをオススメする。
1.具のないお味噌汁
2.レトルトのおかゆ・スープ・雑炊
3.温野菜
4.食べたいと思えるもの
具の無いお味噌汁
お味噌をお湯に溶かす。以上。
これほどシンプルな割に、まずお味噌自体の栄養価が高い。お味噌は、大豆由来のタンパク質に加え、アミノ酸、ビタミン類、塩分、ミネラル、カリウムも摂取できる体に美味しい食品だ。
お湯に溶かして飲むことで冷えた内臓が温まり、体全体の調子を整える効果も期待できる。
レトルトのおかゆ・スープ・雑炊
自分で作るのが億劫でも、レトルトのおかゆやスープ、雑炊などは温めるだけで摂取することができるので、体調不良の時のために、少し用意しておくと良いかもしれない。
もしおかゆや雑炊が味気なく感じるなら、梅干しと一緒に摂るとさらに健康効果が高まるが、塩を振るだけでもかなり違うのでいざという時は考慮してみてほしい。
温野菜
温野菜は口当たりも良く、胃にも優しいのでオススメのメニューだ。しかも、電子レンジで作ることができる。ブロッコリーやニンジンなど好きな野菜を皿に並べ、水をふりかけてラップして蒸されるまでチンすれば良い。
材料となる野菜は冷凍・冷蔵のカット野菜でもいいし、なんなら温野菜自体、冷凍で売られていることもある。
味付けはそのままでも、塩や冷蔵庫に入っているマヨネーズやごまだれなどの調味料をかけても良い。
他のメニューと同じく、体も温まる優しいメニューだ。
食べたいと思えるもの
一般的に体に良いメニューを挙げたが、本当に体調や気分が優れない時、それらすら食べようと思えないかもしれない。
そんなとき、例えばアイスクリームやビスケット、チョコレートなら食べる気になれるかもしれない。あまり体に良いとは言えないかもしれないが、何か口にすることで精神的に落ち着くということも結構あるし、心が喜べば体もおのずと回復してくる(こともある)。
先日、ひいろさんが、うつの回復期にアイスクリームを食べて感動された話をされていた。
このように、無理して体のことを考えたメニューにするよりも、時には心や体にあわせて「食べたいと思えるもの」を少量口にするのも自分のためには良いと私も思う。
最後に
体調が悪くて食欲がない時でも、少しずつ食事を摂ることが回復に繋がる。無理をせず、体や心に優しい食材や食事内容を選んでゆっくりと回復に努めていただきたい。
これを読んでいる方が、自分に優しい、無理のない生活を送っていけることを祈っている。
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