運命の波を生きる私たち【あなたの声で決まる！　月刊アート・プロジェクト企画】

毎月、皆さんに決めて頂いたお題でYeKuが何かしらの創作をするという企画をやっております！

5月のアンケート結果と共に今月の創作をお届けします。

アンケート結果

今回のアンケート結果は、以下のようになっております！
※太字が決定

テーマ

運命の糸✨
この涙の谷間
永遠の別れ
静寂の中の叫び
希望の灯火

モチーフ

星
波✨
翼
影
火

形式

✨コラム

アンケートにご協力くださった皆様、ありがとうございました。

それでは「運命の糸」をテーマに「波」をモチーフとした「コラム」です。お楽しみいただければ幸いです！

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人生には、時折、運命づけられたような瞬間が訪れることがあります。それは人との出会いだったり、奇跡のように美しい景色だったり、愛する人との記念すべき瞬間であったり。

私たちの人生は、「運命の糸」と呼ぶべき何かがあって、見えない力によって導かれている感覚をもたらしてくれることがあります。

そして、運命はまた、波のように揺らいでいくものです。運命的な瞬間に乗ったり、身を引いたりすると糸がたわみ、新たに運命が紡がれていく。そんな感覚を、誰もが感じるに違いありません。

例えば、進級や転職で新たな環境に身を置くとき。圧倒的な不確実性の中に飛び込んで、運命が何をもたらすか分からない中、緊張と興奮で胸をドキドキとときめかせる。

そして、波は海の中で絶えず動き続け、時には穏やかに、時には荒々しく私たちに影響を与えます。運命の糸も同様に、私たちの人生におけるさまざまな出来事や出会いを織り成しています。

あたかも波が砂浜に模様を描くように、運命の糸は私たちの人生に独自の軌跡を残しているのです。

波の力は計り知れず、その動きは予測不可能です。同様に、運命の糸も私たちの手には負えない大きな力を持っています。私たちがどんなに計画を立てても、運命の糸が導く方向へと進まざるを得ないことがしばしばあります。

予期しないトラブル、誰かからの誘い、突然の臨時収入……。

これは、大きな波に襲われたら、最終的には自然の流れに従うしかないという事実と酷似しています。

しかし、波と運命の糸にはもう一つの重要な共通点があります。それは、どちらも私たちに新たな可能性をもたらすということです。波が新しい砂を運び、浜辺に新たな景色を作り出すように、運命の糸も私たちに新しい出会いや経験をもたらします。予期せぬ出来事や偶然の出会いが、人生の新たな章を開くことがあるのです。

そして、見た目には悪い運命に遭遇したように見えても、最終的には良い結果に終わることもあります。運命に波があることで、辛い運命の先には、幸せが待っているかもしれないと希望を持つことができます。

波のリズムを感じながら、私たちはその変化に適応し、楽しむことができます。同様に、運命の糸が織り成す人生の紆余曲折を受け入れ、その中で自分自身を見つけることが大切です。波が時に穏やかに、時に激しく私たちを包み込むように、運命の糸も私たちをさまざまな経験へと導いてくれるからです。

結局のところ、波と運命の糸は私たちに対して同じメッセージを送っています。それは、変化を恐れず、その流れに身を任せることの重要性です。

ただし、自分が受け入れられない運命を無理に受け入れる必要はありません。私たちが他のすべてにおいて持っている大切な権利、「NO」と言う権利は、運命に対しても使えてしかるべきです。

私たちは波の動きを楽しむように、運命の糸が描く人生の模様を楽しむことができます。そうしながら、ひたすら運命に流されるのではなく、自分が自分の運命を決める自主性を発揮することで、人生を主体的に楽しむことができるでしょう。

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