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子どものうつは、落込みよりもイライラが出やすい

うつ病というと、どんなイメージがありますか?

落ち込んでいる、寝てばかりいる、集中力が落ちて、普段できていたことができなくなる……。

おおむね、そうしたイメージではないでしょうか。

私もそうだったのですが、最近、大人のうつと違って子どものうつ病は、落込みよりも焦燥感から来る苛立ち、キレやすいなどの症状が表に出やすいという衝撃的な情報を耳にしました。

子どもと大人でうつ病の目に見える症状が違うという発想が無かったので、今まで小児うつについてはほとんど知識がありませんでしたが、以下のような違いがあるらしいです。

子どものうつ病の特徴

  • 不安やイライラが多い

  • 身体的な不調が現れやすい(頭痛や腹痛など)

  • 学校や家庭、友人との関係で問題を抱えることが多い

  • 反抗的な態度や挑戦的な行動を示すことがある

大人のうつ病の特徴

  • 疲れや倦怠感が強い

  • 食欲や睡眠に変化が現れる

  • 仕事や家庭での責任を果たせないと感じることがある

  • 自己評価が低く、自己否定的な考えが増える

※上記は、あくまでも一般的で目立つ特徴を抜粋したものです。
 必ずしもこれに当てはまらないからといって、
 うつ病ではないということではありません

子どもの頃や思春期の頃、イライラしていると、うつ病ではなく「反抗期かな?」と思ってしまいがちですよね。

もし強いストレスの下で、やたらとイライラして反抗的になっているお子さんがいたら、うつ病を疑って受診することも選択肢に入れて良いかと思います。

そして、翻って自分のことを思い出したのですが、確かに子どもの頃、激しい苛立ちを感じていましたし、不登校・引きこもりになった後一か月くらいは、毎日泣いて寝ていました。

自分が当時うつ病だったという自己認識は一切なかったのですが、あれがうつ病の過眠症状と、焦燥感から来るイライラだったと考えると全てが腑に落ちます。

双極性障害の発病は大人になってからだと思っていたのですが、そもそも子供の頃から病気だったのかも知れません。

当時は精神科を受診することはありませんでしたが、受診していれば少し状況は違ったかもしれませんね。

なのでもし、今後自分や知り合いの中で、もしお心当たりがあれば「それって、子どものうつ病じゃない?」という可能性を提示されると良いかと思います。それで何か、変わるものがあるかもしれません。

ぜひ必要な時に、知識を生かしていただけるよう願っています。


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