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芋好きが激辛ポテチDEATH MIX5食べてみた
私は自他共に認める芋好きで、ポテトチップスも比較的好きな商品である。逆ではない。例えばお芋をそのままではなく小麦粉と混ぜて練っているポテトチップスなどはあまり好まず、お芋の風味がすればするほど良いと思っている。
例えば湖池屋さんの王道的なポテトチップスは大好きで、今まで記事を書いてきた。
そんな私が何を思ったのか表題の通り「DEATH MIX5」という色物商品をコンビニで見かけ、手に取ってしまった。好奇心の悪魔がささやいたとしか言いようがない。裏側を見てみるが……
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主原料は乾燥マッシュポテトである。しかも国産じゃない。芋原理主義の私にとって馬鈴薯ではなく乾燥マッシュポテトが主原料のポテチなど認められない。
皆さんは数年前にカルビー、湖池屋において、ポテトチップスの原料となる芋が不足し、ポテトチップスが店頭から消えた事件を覚えていらっしゃるだろうか。私はあの時まさに青天の霹靂を食らい悲しみに枕を濡らした。店頭からティッシュやトイレットペーパーが消えた時こそ、冷ややかに「オイルショックから成長してない連中が」と腐してみたが、芋不足でポテトチップスが店頭から消えるのはたとえ自分が食べなくても悲しい。
なぜそんなことになったのかというと、両社では北海道産の芋が7,8割を占めるために北海道で不作になると一気に生産の問題が生じるようなのだ。逆に言うと北海道産の芋やその品種にこだわって作っているということでもある。芋よ永遠なれ。
長々書いたが、何が言いたいかというと、芋は国産に限るということだ。北海道で作ったお芋は美味しい。
まあしかし、もう「DEATH MIX5」を買ってしまったので国産じゃないとかマッシュポテトとはなんぞやと芋に文句を言っても始まらない。皿に出してみた。
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口に入れると普通のポテトチップスよりもやや厚みがあって、サクッとした食感。カレーの風味とラー油の香ばしい香りが口の中に広がる。まあ、美味しいけど普通かな――
と思った次の瞬間、口に火がつくかと思った。そういえばこのポテチは激辛ポテチであった。口の中が唐辛子になったような派手な辛味が私を襲う。辛い辛い辛い。でも唇まで痛くなるほどの辛さではない。だが食べると口の中が燃える。もうカレーの味なんかしない。ひたすら辛いだけである。
とはいえ、量がそこまでないのでちびりちびりと何とか食べきった。
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だがその後、しばらく胃が痛く食事が喉を通らなくなった。そういば私は胃が悪い。刺激物が胃に良くないのは周知の事実である。なぜ忘れるのだろうか。多分ポテチの魔力だろう。
私の胃にはダメージがあったが、DEATH MIX 5は手軽に食べられる激辛ポテチとして後を引く美味しい商品であった。まだ売っているかは分からないが、もしコンビニなどで見かけたら皆さんも手に取ってみてほしい。
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