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学校教育から水泳の授業をなくして欲しい5つの理由

水の国、日本。

これほど豊富な水資源を持つ国は、世界でも有数だろう。私たちはほとんどタダのような値段で、清潔かつおいしい軟水を得ることが出来る。
その贅沢を存分に味わえるのが、水泳の授業だろう。

日本では当たり前なので耳慣れない事実かもしれないが、他国では学校教育において水泳を取り入れる事実はさほどメジャーではない。むしろ、かなりマイナーであると言っていい。他国で水泳を必須の授業とするのは、オランダぐらいではないだろうか?

例えば、アメリカではほとんどの学校で水泳どころか体育もおざなりであることが多い。

余談だが、家庭科によって学ぶ裁縫などの技術も一般的ではなく、ボタン付けすらお店に頼むアメリカ人は多いらしい。

さもありなん。

これから夏を迎えるに伴って楽しみにしている方には悪いが、水泳なんていらないと思う。

なぜか?

その理由を5つ挙げたいと思う。

シラミが蔓延する

私が子供の頃も、従姉が感染して哀れな目に遭っていたが、今でもシラミが流行っているらしい。

タオル、帽子の共有や頭のくっつけ合いなど、プールはシラミを蔓延させる大きな原因となっている。

シラミで死ぬことは無いが、頭にシラミが居て卵を産み、繁殖していると思うと頭をかきむしりながらのたうち回りたくなること必至だ。シラミの社交場と化したプールの授業は滅びるべきである。

絶対に一人は放尿している

なぜ、人は水に浸かると急な排尿意欲を覚えるのだろうか。ああ、神様、もちろん私はそんなことしない。でも、性善説に従って他の人もそれをしていないと信じることが出来るだろうか?

私は他人の排泄物に浸かりたくないのである。

泳げないと何の時間でもない

泳げないどころか、三年水泳を習ってもバタ足以上出来るようにならない人間(某YeKuさん)にとって、プールの時間とは何だろうか?

先生に笛の音と共に泳げなどと言われるのだが、私はむなしく10mぐらいでぷかぁと水死体のごとく浮かび上がるのみである。

体型コンプレックス

今の時代、自分の体型をそっくりそのまま見せたい人間ばかりではない。子どもであってもそれは同じで、特に女子はそのあたりの発育が早いので辛いものがある。

しかもそれをさらすかどうかは、自分の意志ではなく、義務教育の名のもと強制的に下着同然の恰好をしなければならないのだった。なんの拷問だろうか。

家康の陰謀

私は、日本でこんなに水泳教育が盛んなのは、家康が天下を取ったせいじゃないかと愚考している。

家康は水練をかなり重視していたという逸話を聞いたことがある。なんでも、敗れて撤退する時に、何が何でも生き延びることを考えたら水練は欠かせない技術だという考えを持っていたそうだ。

まあ、それはいい。家康が生き延びるために水練を重視しようと、知ったことではないが、それを天下を取ったからといって後世に渡って強制していい理由にはならない。

先進的な信長が天下を取っていたら、恐らく水泳が必須の授業にはならなかったはずだ。

実際問題、私は泳げないが特に後世困ったことがない。

最後に

色々並べ立ててみたが、要は私が水泳嫌いなのである。私は終生泳げないし、水着になるのも嫌いなので、毎週お腹が痛いと言って水泳の授業をサボっていた。

まあ、水泳の授業が楽しみだった人もいるだろう。それを否定はしない。私も無理やり泳がされるのではなく、浮き輪につかまってプカプカ浮いているのは好きだ。

何事も自由な意思を保証されること、それが大切なのかもしれない。


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