【悲報】泡で出てくるシャンプー、汚れ落ちず
めんどくさい、ああめんどくさい、めんどくさい。(五・七・五)
私は日常生活において無駄な繰り返し作業や手間を省き、究極的には寝ているだけで全てが解決する生活を目指しています。
その一環で、我が家のソープ系洗浄剤は全て泡で出てきます。シャンプーを始め、ハンドソープ、ボディソープ、洗顔フォーム。全て徹底しています。
なぜか?
泡立てるのが面倒くさいからです。
そもそもですね。
素手だとうまく泡立たなくないですか?
ハンドソープはいいですよ? でも、シャンプーや洗顔フォームは、泡立ってナンボみたいなところがあるじゃないですか。
特にシャンプーは、美容師さんが発信している情報だと、「髪に塗布する前に、手で十分泡立てて……」とか言うじゃないですか。
いや、泡立たないですよね? 手じゃ。ひたすらヌルヌルするだけで。
あんなの素手で泡立てられるのは歴戦のホイップクリーム職人だけです。
洗顔フォームは、泡立て専用ネットなんでものまで売り出されてますし……。
なんで商品一つで解決しないんですか?
ふつう、推奨される使い方を、商品内の機能で完結できてしかるべきじゃないでしょうか?
これ致命的な欠陥だと思うんですよね。ソープ業界の怠慢ですよ。
ついにソープ業界もそれに気づいたのか、近年、泡で出てくるシリーズが登場したわけですが……。
正直、泡立たないシリーズと比べると、ラインナップが貧弱です。
いや、なんで?
むしろ、泡立たない商品に固執している人たちは、泡立たない商品に何のメリットを見出しているのでしょう。
値段的なアドバンテージ以外は思いつきません。
泡で出てくるソープは絶対に泡で出てこないソープより機能性に優れている! 絶対!!
我々消費者は今こそ真理に開眼し、泡で出てこないソープを市場から駆逐するべきです。
というわけで、私はいつも泡で出てくるシャンプーを使っているのですが、シャンプーだけは泡で出てくるちょうどいい商品が見つかりませんでした。
洗浄力が弱い商品が多いのか、私の運が悪いのか、
MIN〇Nとか、AR〇Uとかのリーズナブルな商品を試したのですが、
なんか洗い流しても洗い流しても髪の表面にベタベタが残って、半渇きの時にこすると、カスみたいなのが出てくるぐらいなんですよね。
でも商品レビューを見ても、そんなこと書いてないし……。
色々考慮すると、私の髪質のせいかもしれません。全体的に皮脂分泌多めなので、皮脂が少ない人はこれで落ちるのかも。
それで半年ぐらいシャンプージプシーして困っていたのですが、ついにリーズナブル、かつきっちり落ちる泡シャンプーを見つけました。
それが……コレです。
正直、「メリット」って安くて効果もそこそこな印象があるので、期待して「キッズ??」と思いながらキッズじゃないけど恥を忍んで買ってみました。
なお、この時点で私はシャンプーの効果を求める以前に、しっかり汚れが落ちる泡シャンプーを渇望しており、汚れさえ落ちれば何でもいいと必死の形相でこのボトルを掴みました。
(素直に泡じゃないシャンプーを使えという意見もあるかもしれませんが、それは逃げです。私は立ち向かう……! この運命に……!!)
それであまり期待せず洗ってみたのですが、嘘みたいに汚れが落ちるじゃありませんか!
私は喜び勇んで滂沱と涙を流しつつ、髪がキシキシするまで洗いました。ああ、大丈夫です。私の頭皮は常に脂をジャンジャカ出しているので、どうせすぐ保湿されます。
髪がベタベタするのって本当にイライラするじゃないですか? 自分で髪に触れた時、サラッツヤ~と毛並みの良い動物みたいな感触がするのが理想じゃないですか。
前担当してくれていた美容師さんは遠い目で言っていました。
「ヘアケアは、自分が触りたいがためにやるところがありますからね……」
まあ、そうですよ。髪を伸ばすのも、自分が触りたいからみたいなところあります。
髪がベタついてないことのストレスフリー!
「メリット 泡で出てくるキッズシャンプー」
この商品によって、私はついに自由になれたのです!!
販売元の花王さんにはお礼を言わなければなりません。
もし皆さんが、泡シャンプーを導入してみて、洗浄力がイマイチだなと感じたら……ぜひ、「メリット 泡で出てくるキッズシャンプー」を試してください! ぜひ!
まあ、とはいえ、多くの人はダメだった時点で素直に泡じゃないシャンプーを使うかもしれません。
しかし、新しい商品を積極的に試すのは私たちが社会に提供できる一つの価値だと思うんですよね。
私たちは年を取れば取るほど新しい商品の導入に消極的になりますが、それはより便利な商品、商品の進化を阻害していると言えると思うのです。
より便利なアイテムが出たら、たとえ自分が使い慣れていて十分だと思っていても、新しいものを試してみる。
この姿勢こそが、モノづくり社会、日本を支えてきたと言っても過言ではないでしょう(過言かもしれない)。
というわけで、泡シャンプーをどうぞよろしくお願いします!
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