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議事録「BARでの学び」

今年一年のnoteを見返すと”コロナ”という言葉を何度も書いています。
多分一番使った単語かも。コロナの脅威が収まりを見せない中、年末に予定していた大きな忘年会も中止になり、こぢんまりとした集まりが数回あるくらいで、いつもの”年末”という感じはしないですね。
リモート業務が当たり前になり、インプット、アウトプットの方法も変わり、新しい時代に適応する事に必死で本当にこの一年は早かったです。2020年も残り二週間ですが、最後の最後まで気を引き締めて良い形で2021年を迎えたいですね!

とあるBARでの学び

先週は水商売の営業についてnoteに書きました。
二週連続になりますが、先週は”人”で今週は”お酒”にフォーカスした内容を書きたいと思います。
先日、とある老舗のBARを紹介してもらいました。そのBARではお酒の飲み比べが出来るのですが、面白いのが飲み比べるお酒は全く同じお酒なんです。
普通の酒屋やコンビニでも買える、誰もが親しみのあるお酒を一口飲ませてもらい、その後BARが用意してくれた全く同じ物を飲ませてもらうのですが、まさに青天の霹靂でした。本当に同じ飲み物?って思うくらいの味の違い。香りや味の深みなどがBARのお酒の方が圧倒的に上なんです。

同じ値段で同じ飲み物なのになぜここまで違うのか?
理由はBARで出されたお酒は本場の国の醸造所で作られた混じりっけ無しの物らしいのです。
お酒を作る樽には数に限りがあり、本物の本数を量産する事は現実的に厳しいため、日本に流通されている物は、本数を作るために本物が薄まったり、混ざり物が含まれたものらしいです。
今まで僕たちが飲んでいたお酒はなんだったんだ?と思うくらいの差がありました。

この経験で学んだ事としては、仕事も同じで自分と同じ熱量をもった人物を増やすのは限界があるという事でした。
いくら自分が熱量をもっていても、1人発信で同じ熱量をもった仲間を増やし続けるのには限界があるし、受け取り方は受け取る人によってそれぞれ変わります。
マネジメントは”伝えること”で終わりではなくて、伝えた先のその人が”どのように熱量をもってアプローチをしてくれるか”までも把握していかないと結果、全てが薄まってしまいます。1人発信から伝えた同じ事を受け取り側(Aさん)が他の人(Bさん)に伝えたとしても、Bさんには上記で書いたお酒のように薄くなった内容が伝わり、熱量に差が生まれてしまいます。

僕達の会社は『人のマネジメント』が事業の軸となっていて、クリエイターの目的・目標達成を支えるためのマネジメントをしています。ただクリエイターも日々成長していくので”目的”は変わる可能性があります。コロナ時代になり、誰もが経験した事がない時代だからこそ、時代に適応すれば必然と目的は変わるので、今まで以上に目的が変化する回数が増えたのではないかと思います。

そんな時代に今までと同じようなマネジメントは通用しません。自身の熱量をもった仲間を増やすためには樽の数を増やすしかないのですが、樽を増やすためには熱量を因数分解してロジカル的な部分と感情的な部分を切り分けて考えた上での設計が必要だと感じました。

リモートワークで対面でのコミュケーションが難しいからこそ、改めて自身の伝えたい熱量をまずは因数分解することが大事ですね。
ロジカルに伝える事ができたら、その後感情を伝えるというマネジメントが良さそうです。

”マネジメント”に答えはなくて、どんな手段でも結果がでれば正とされます。ただ人財が会社の軸になっている弊社としては、マネジメントだけで言えば結果も過程も2つとも重要です。過程は時代によって変化するので、固定観念に囚われずに向き合う事が大事だと思います。

BARでまさかこんな事を考えるなんてw

体調管理は気をつけて、今週も一週間頑張りましょう!

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