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やーふみ酒ノート

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テイスティングした日本酒の記録
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[奥播磨]純米吟醸 夏の芳醇超辛 生

[奥播磨]純米吟醸 夏の芳醇超辛 生

暖かくなってきたら夏酒や。
という事で夏の奥播磨。

どんな酒?

・ドッシリ骨太
・もの凄くドライ
・青くシットリした夏酒っぽい香り

・香り
洋ナシ3
メロン2
ライチ1.5
新緑1
マッシュルーム1.5
クルミ1
上新粉2
サワークリーム1
石灰2.5

・味わい
甘 ■◩
旨 ■■■
酸 ■■■◩
苦 ■■◩

ややしっかりめの口当たり、仄かな甘味、存在感のある酸味、深みを与える苦味、全体

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[義左衛門]純米吟醸 神の穂

[義左衛門]純米吟醸 神の穂

前回に引き続いて「若戎酒造」さんの酒。
前回のは神の穂で仕込んだ純米吟醸。
今回のも神の穂で仕込んだ純米吟醸。
ラベル記載のデータを見た感じだと、何が違うねん名前以外で?
となってしまう酒。
私も、そう感じたので飲んでみることに。

・香り
洋ナシ3
メロン3
アンズ2.5
シナモン1.5
アーモンド1.5
団子1
サワークリーム1
カラメル1.5
プロセスチーズ0.5

・味わい
甘 ■■

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[若戎]純米吟醸 神の穂

[若戎]純米吟醸 神の穂

誰かのブログ?だったと思うけれど、神の穂という三重の酒米に関して、とんでもない名前だな、という感想を見た記憶が。

・・・ホンマやな。

日本酒好きの三重県民として色々な酒を飲んでいる日常を過ごしていても、特に何も思わなかったけれど、そんな意見を目にすると確かにスゲー名付けだなと改めて。
そんな「神の穂」を使ってますよとラベル全面でアピールしているのが今回の酒。
若戎酒造さんの、純米吟醸 神の穂仕

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[龍力]純米酒 ドラゴン Episode3

[龍力]純米酒 ドラゴン Episode3

非常に多くの銘柄があり、でも何を飲んでも美味しいイメージの龍力を久々に入手。その中でも直感的に楽しんでほしいとされるドラゴンシリーズより[Episode3]という銘柄を飲んだ話。ちなみに1は大吟醸、2は純米吟醸、そして今回の3は純米酒。4と5は無いけど、赤と緑のが有って、全部で5種類構成(多分)のドラゴンシリーズ。なんでや、Episodeどこ行ったんや。

飲んだ日-2024.2.20
飲料温度-

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[正雪]特別本醸造

[正雪]特別本醸造

2023年の秋に蔵元へ行った時、購入した特別本醸造。前に投稿した[大吟醸 静系97号]とともにアル添の飲み比べや!という思いの元に買った1本。

・香り
バナナ 4
メロン 3
月桂樹 1
アカシア 1
ビターチョコ 2
アーモンド 1.5
白玉団子 1
発酵バター 0.5
ハチミツ 1

味わい
甘 ■■
旨 ■■■
酸 ■■■
苦 ■■◩

相変わらず、静岡酒やで!という香りに包まれ、控えめ軽

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[るみ子の酒] 純米酒 伊勢錦

[るみ子の酒] 純米酒 伊勢錦

三重県伊賀市の森喜酒造場さんが醸す[るみ子の酒]を飲んだので酒ノート。

・伊勢市で観光客を相手に酒を提供している私としては、ラベルに御当地感が有ると助かる。お客さんも今や多くの人がボトルを撮影して旅の思い出にしてくれるし、そう言った理由から「伊勢錦」なんてラベルが貼られていると良い事しかない。三重県に来て、地酒を飲んだ!という人の高揚を、わかりやすく後押ししてくれる、ありがたい酒である。

※飲

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[正雪] 大吟醸 静系97号

[正雪] 大吟醸 静系97号

静岡県静岡市の神沢川酒造場さんが醸す[正雪]を飲んだので酒ノート。

・静岡に行く仕事が有って、それは浜松で済むモノではあったものの、初めての静岡であったため、大好きな正雪の蔵元へ行こうと勢いで東へグイグイ走って蔵へ行き、入手してきたのが今回の [正雪]。
蔵の人いわく、開発したばかりの静岡県産酒米で、来年は造るかどうかわからない銘柄ですとオススメされた1本。
そんな1回限りかもしれない銘柄なぞ、

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[やまいし]純米吟醸 無濾過 生原酒 うすにごり 直汲み

[やまいし]純米吟醸 無濾過 生原酒 うすにごり 直汲み

三重県四日市市の石川酒造さんが醸す[やまいし]の限定酒を飲んだので酒ノート。

・香り
果物-ライチ2
柑橘-ライム2
花-スミレ1
ハーブ-セルフィーユ1.5
木-杉1.5 
オイル-米油1
ミネラル-石灰

・味わい
甘 ■1
旨 ■■■3
酸 ■■■3
苦 ■■◩2.5

・コメント
やわらかしっかりドライなフレッシュ酒
単体では若々しさが強めに感じられ、甘い香りは有るものの苦渋みが前面に出

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[はつせ] 純米大吟醸 生酒

[はつせ] 純米大吟醸 生酒

三重県名張市の福持酒造場さんが醸す[はつせ]を飲んだので酒ノート。

・普段は[天下錦]を醸す福持酒造さんですが、突如として現れた[はつせ]という銘柄。地元の方たちが始めた、「亀の尾」という酒米で地酒を造ろうという企画のようで、名張産の亀の尾を使用し、名張の蔵元である福持酒造場さんが醸造…という流れで誕生した銘柄のようです。銘柄名は、名張にある「初瀬街道」より、とのことらしいですが、こちらの読みは

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