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20代で起業して一番辛かったこと

私が起業したのは26歳。2012年3月14日のことです。

なんの計画もなく起業したので、めちゃくちゃ苦労しました。

その時の話しはこちらにも書いています。


起業してうまくいかなかった頃に一番つらかったことは何か?

20代の後半に勢いよく起業したけどうまくいかなかった時、一番辛かったことはなんだと思いますか?

お金がないこと?
将来への不安?
資金繰り?
思い描いていた理想とのギャップ?

全部辛かったですけど、何より一番つらかったのは、「自分が社会から必要とされていない感覚」でした。

勢いだけで計画もなく起業したので、うまくいかないことは予想していたし、もともと裕福な家庭で育ったわけでもないので多少の貧乏は苦になりませんでした。それよりも、社会から必要とされていない感覚の方がよっぽどしんどかったです。

毎晩、「今日も何も生産的なことをしなかった。自分は社会に必要ないんだ。」という気持ちとともに涙が止まらなくなっていました。

そのうち、夜になっても寝られず、朝まで目が覚めてしまう状態に。さらには右耳の耳鳴りがひどくて、音が聞き取りにくくなりました。不眠症と突発性難聴です。

仕事に求めるものは人によっても人生のフェーズによっても様々

仕事に対して何を求めるのかは人によって違うと思います。働きがいを求める人、お金を求める人、働きやすさを求める人などなど。

個人の価値観や性格、人生のフェーズによっても求めるものはきっと変わるだろうから、カイラボはそういう変化にも対応できるような会社でありたいと思っています。

ただ、どんな場合であっても「自分は必要ない人間なんだ」と思ってしまう人を生んでしまうような会社にはなりたくないし、そういう人を生まないように社会に価値を提供していくのがカイラボだと思っています。

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