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仕事のモチベーションは一緒に働く人のモチベーションの平均値で決まる

昨日、とあるセミナーに登壇して若手社員の離職の実態と対策についてお話ししました。
一通り私が話した後、質疑応答の中でこんな質問をいただきました。

「入社3年目あたりで辞める人が増えている。仕事へのモチベーション低下が原因なのですが、何かいい対策はありますか?」

個人的には「仕事のモチベーション低下が原因」という部分が事実なのか推測なのかわからない部分がありましたが、それは置いといて、モチベーション低下をなんとかしたい!という声は多くの企業の方か聞きます。

私の勝手な持論ですが「仕事に対するモチベーションは一緒に働く人たちのモチベーションの平均値で決まる」と思っています。

多くの若手社員にとって、一緒に働く人にあたるのは上司や先輩社員です。要するに、若手社員のモチベーションが低いのは上司や先輩社員のモチベーションが低いからです。

だから、若手社員のモチベーションを上げるには、管理職や中堅社員のモチベーションを上げることだ!というのが私の考えです。

じゃあどうやって管理職や中堅社員のモチベーションを上げるのか?ということになります。

その時のキーワードは「言語化」です。
管理職や中堅社員は今までその会社で働いてきた人たちなわけで、そこには必ず働いている理由があるはずです。当然「生活のため」「お金のため」という面もありますが、それだけなら他の会社でもいいはずです。(同業他社に比べて圧倒的に給料が高い会社は別ですが。。。)
きっと、うまく言葉にできていないだけで本当は「この会社で働いている理由」があるはずです。そこを言語化する。

言語化すれば他の人に伝えることができます。
「私がこの会社で働いている理由は〇〇だよ」と言える上司や先輩が増えれば、若手社員のモチベーション低下を防ぐ一因にはなれると思っています。

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