【メンタル】こんな僕でもうつ病ではないと思ってるんだけど、うつ病だと言われた話
仕事の影響で体調不良になった僕。医者からうつ病と告げられても、自分は今でもうつ病じゃないと思っています。
はじまり
「うつ病ですね。1ヶ月休んでください」
仕事の影響で数ヶ月体調不良が続いた後に迎えた10月初旬。友人に勧められて向かった先の心療内科にて伝えられた言葉は、僕にとって理解が追いつかなかったものでした。最初聞いた時は「いやいや、僕がうつ病?そんなわけがない」と思ってました。
渡された診断書を見つめると確かに"うつ病"とかいてありました。どうにも自分の病名に納得できず、Googleのテキストボックスに「うつ病」と入力すると。
うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスなどを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態です。また、うつ病になると、ものの見方や考え方が否定的になります。
厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html)
つまりうつ病とは「ネガティブな思考に陥る事象」ということのようです。しかし、僕がうつ病ではないと考える理由はまさにこの言葉の定義にあります。
ずいぶん前から僕は死にたいと思っていたからです。
死なないのは死を迎える行為そのものが怖いだけであり、単純に勇気がないだけの話です。そのまま誰にも迷惑をかけずに意識を失えるならばいつでも居なくなりたいと思っています。
これらは今に始まった話ではありません。昔からコミュニケーションが極度に苦手で、人を毛嫌いし、常にネガティブな思考を持つ。精神的なプレッシャーにも弱い。とにかく世の中が生きづらく、苦しい。小学生の頃からこの傾向は強くて、親からは「貴方は異常だ」と言われたこともあります。
確かにここ数ヶ月仕事の影響で症状は悪くなりました。しかしこんなことは今に始まったことではありません。そんな人間が「今更」うつ病にかかるというのはなんとも解せなかったのです。
うつ病であると言われて絶望した意味
「うつ病は心の風邪みたいなものです。誰でもかかります」
先生はこう仰っしゃりました。この言葉が僕にとって頭を悩ませます。風邪というのは一過性のものです。このネガティブ思考がずっと続いている人間であるならばそれは風邪ではなく、別の難病か、それとも"性格"なんじゃないかと考えられたからです。
風邪なら治ります。でもこれが”性格”ならばどのようにして治すのでしょうか?少なくとも風邪薬を飲んでどうにかなるものではないということだけは分かっています。だからこそ、僕にとってはとても辛い宣告でした。無論、医者はたかだか10分程度の会話で僕の過去を全て知ったわけでもないから何かを見いだせなかっただけかもしれないけれども…
しばらくネットを漁ってみたら、何十年もうつ病であるという書き込みがありました。僕は思わず突っ込んでしまいました。それ、風邪やあらへんやないかと。
薬でなんとかなるものなのか?
薬局で渡された薬を見ました。睡眠薬と不安時に飲むようにと指定されたものがありました。試しに不安時の薬を飲んでみると、頭がぼーっとして何も考えられなくなりました。テレビやYoutubeをただただ眺めて一日がすぎるまで強烈な効果でした。
僕にはこの薬で自分の病状が良くなるとは思えずにいられませんでした。あくまで服薬は心身的な対処療法です。精神的・体力的は幾分楽になるものの、別に問題が解決したわけでもなく、何かが動いたわけでもない。結局、なにも変わってないのです。傷の治療は放置しながら痛み止めをずっと打っているような感覚、といえばわかりやすいでしょうか。
「体力を回復させてから今後のことを考えましょう」
医者は併せてそんなことを仰ってました。確かに一理はありますが、この体力回復なる行為はいつまで続くのでしょうか?そもそも何十年もうつ病の人は「根本解決のプロセスが見いだせないからずっと病状が続くのでは」と考えずにいられません。それほど、僕はこのうつ病という病気がよく分からなかったです。
それでも私はうつ病となった
僕はうつ病に無知です。でも僕はうつ病と判定されました。とりあえず帰宅後に休職手続を進め、折り合いのつかなかった元上司に一通のメールを投げつけて会社携帯の電源をOFFにしました。
あれからちょうど1ヶ月がたちました。まだうつ病なる病気は治っていません。
このNoteは私がこの謎の病気と折り合いをつけながら一緒に付き合っていくまでの過程を記していこうと思います。もしよろしければ僕とお付き合いください。
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