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【老いと大人女子の事情】男性にも更年期はありあすよ。

更年期。

今までは一般的に女性特有のもの、と考えられていた。しかし、近年、男性にも更年期がある事はもうすでに多くの知るところになった(はず)。

インターネットには男性の更年期のチェックシートが存在する。
よかったら検索して実際にやってみて欲しい。

実際のチェックはこんな感じだ。

1. 総合的に調子が思わしくない
2. 関節や筋肉の痛み
3. ひどい発汗
4. 睡眠の悩み
5. よく眠くなる、しばしば疲れを感じる
6.  いらいらする
7. 神経質になった
8. 不安感
9. からだの疲労や行動力の減退
10. 筋力の低下
11. 憂うつな気分
12. 「絶頂期は過ぎた」と感じる
13. 力尽きた、どん底にいると感じる
14. ひげの伸びが遅くなった
15. 性的能力の衰え
16. 早朝勃起(朝立ち)の回数の減少
17. 性欲の低下

これらを

なし・ 軽い・ 中等度・ 重い ・非常に重い
1点・2点・3点・4点・5点

の5段階で合計をだす。

結果は
26点以下 : 正常
27〜36点: 軽度
37〜49点: 中等度
50点以上 : 重度
※ 中等度以上の方は受診をお勧めします。


実は、男性の更年期は、症状が現れているのに自覚していない人がまだまだ多いのが現状だそうだ。

男性更年期障害とは、加齢に伴う男性ホルモン(テストステロン)の低下によって引き起こされる症状のことで、医学上はLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)と呼ばれている。


患者数が最も多いのは50~60代とされている。ただし70~80代で症状を訴える方もいてこれまた一概には言えないのだ。 

一般にテストステロンの量は10代前半から急激に増え始め、20歳ごろをピークに年齢とともになだらかなカーブを描いて減少していく。

ところが何らかの原因でテストステロンが急激に減少すると、体はバランスを崩し、さまざまな不調を引き起こす。

テストステロンを減少させる要因はいくつかあり、その代表的なものがストレスといわれている。


症状は大きく身体症状と精神症状に分けられ、

身体症状は、朝立ちの消失や勃起不全(ED)といった男性機能の低下がまず挙げられる。ほかにも、のばせ・多汗、全身倦怠感、筋肉や関節の痛み、筋力低下、骨密度低下、頭痛・めまい・耳嶋り、頻尿など様々な症状があげられる。

精神症状としては、不眠、無気力、イライラ、性欲減退、集中力や記憶力の低下などとともにうつ症状が出る場合もあるそうだ。

さらに、男性更年期障害になると、メタボリックシンドローム、心筋便塞、脳梗塞やがんなどの生活習慣病のリスクが高まることも最近の研究から明らかになってきている。

以上のように、女性の更年期と同じように、男性の更年期も症状は多岐にわたっており、人によって現れ方はさまざま。
「年のせいかな?」と思い込んでしまいそうな症状だったりして、放置して重症化してしまうケースも珍しくないそうだ。


じゃぁ、どうすれば良いのか?となるが、

まずは、病院受診を。

さらに、これは更年期だけに限った話ではないが、バランスの取れた食事、適度な運動、そして質の良い睡眠といった健康3種の神器がやはりここでも大切になる。


近々、男性の更年期の方のお話が聞けるかもしれない。レポートができたらまたお伝えした。


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老いと大人女子の事情 の過去記事はこちら。




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