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「モテようとするなんてかっこ悪いと考えることは、周囲を傷つける大迷惑行為だったみたい」。(2019年8月21日(水))

「あなたは自分のことを何も話さないし、僕のことも何も聞いてこない。僕に関心がないんですね」と言われ、いや、そんなこと全然ない!と驚いて返事をしたら「思っていることって、言わなきゃ伝わらないですよね。普通、いいなぁと思ったらそれを相手に伝えようと思わないですか?」と返された事件(私にとっては事件)。

この日から、これまでの自分のあり方をずーっと遡って振り返り続け、自分の不甲斐なさに涙をし、また、いろんな人と話をして出した結論が「堂々とモテよう」ということだった私。

「モテる人」というのは、よく見ると、相手の素晴らしい点、「いいなぁ」と思った点を、それに気づいた瞬間の感動とともに、言葉と表情で、きちんと伝えている。

「人に好かれたいという気持ち」って、本当はきっと人間としてあたりまえの感情なのに、

「いや、自分はモテるなんて関係ないから」とカッコつけたり、「役に立つ発言だけが価値」と謎に思い込んだり…モテないかもしれない自分を直視できない!と思い込むことの裏返し的な感じで、「人に好かれたい」という「あたりまえの感情」を、自分の内側の奥深くへと閉じ込めてしまう。

ほんの数日前までの私は、こんな具合に自分の気持ちを閉じ込めても全然構わないと思っていました。

長年こんな具合に思い続けてきた私ですが、今回の「事件」を受けてはじめて、私が自分の気持ちを閉じ込め続けることは周囲を傷つける大迷惑行為なんだと、生まれて初めて気づいたのです。

「堂々とモテる」「自分の好きという思いを、とにかく相手に笑顔で伝える」ことをして生きていこうと覚悟を決めました。

#エッセイ #好き #日記 #memento