仕事から辛いことを除いていく方法。（2020年7月23日（木））
よく言われる「働くというのは忍耐を経て初めて成果を得ることができるもの」という思い込みはどこからきているのだろう？私もかつてはそう思っていた気がするのだけど、そうじゃなくなったのって、いつどんなことがきっかけだったのだろう？ということを考え始めています。
まず私の場合、もともと小さい頃から目の前の人や文章の文脈を読むことが好きでかつ得意だったので、それに自分を沿わせることは難しくなかったということはありました。
あと、今で言うブラックな労働をしていた20代後半から30代後半までの時期を振り返ると、最初のうちは「男性陣に負けるものか、女性の道を私で閉ざすものか」と意地になって働いていたのは間違いないのですが、ここにいれば自分の決断力とプレゼン力が存分に鍛えられるとうれしく思っていたのも事実で、苦心しながらも、自分がいる環境がどのようなものかを見定めながら、自分にとって「うれしい」成分を見出し、力を発揮していったということがあります。
やれと言われることをその意義も意味もわからないままその都度こなしていたら、少なくとも私にとってそれは「忍耐」でしかないよなぁ、仕事をたのしむには仕事の文脈と意義や意味を理解した上で、そこに自分の関心が重なる部分をなんとかして見つけ出し、そのポイントで能力を発揮していく視点が必要なのではないかなぁということを思っています。