「原点」。(2020年1月19日(日))
昨日、「物語を書くことは、そのひと言では言えなかったこと、うまく言葉にできなくて、捨ててしまったことを、全部、ひとつひとつ拾い集めて、本当に伝えたかったのはこういうことなのだと、伝えることなのだと思います」という上橋菜穂子さんの言葉をみて、
うまく伝えきれない友人たちへの深い感謝と、私が「養生」ということを生きる軸にしている理由の説明書をつくるならば、今の自分の生活や思いについて記すよりも、2019年のことを振り返った方がいいのかもしれないと思い、実際にはそれより少し前の、2018年11月の終わりから12月の前半の間に書いた自分のnoteを読み返していました。
そうして迎えた今朝、いつものようにコーヒーを飲む前に、友人の文章に触れたことで、「自分の原点を語ることは、その人への愛なのだ」「相手の原点を尋ね、全身で聴くこともまた、その人への愛なのだ」ということに気づくことができました。
なんで今まで、こんな大切なことに気づかなかったんだろう。