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カオスなんて大嫌い。(2020年3月26日(木))
カオスなんて大嫌い。
今の感染症騒動だったり、そうでなくても4月からの新生活が見通しにくい3月という時期だったり、今月頭には東日本大震災の時の自分のことを深く思い出したり、被災された方の体験をまっすぐ受け止めたり…今年の3月はそんな大きな揺さぶられの只中にいるのですが、
カオスが好きということをキャッチフレーズ的におっしゃる方の、そのキャッチフレーズが自分の心を1年近くえぐり続けていたことに気づいて、そこからふと、私もこうして全く視野に入れていない人たちの心を、自分に向けた言葉によってえぐってしまっているのだと、
言葉の怖さを思うとともに、キャッチフレーズ自体とその言葉を発した方とが、私の中ですうっと分かれて、急にラクになったのでした。
これで、人を嫌う必要がなくなる。
私をえぐっていたのは、単に「カオスが好き」という文字列にすぎず、私が真に嫌いなのは「カオスが好き」という文字列なんだ。
ここまでわかれば、私も堂々と、「私はカオスなんか大嫌い」と言える。
ここまでの下地があってようやく、「カオス対策」について穏やかに考えはじめています。
諸行は無常だから、カオスの撲滅なんて不可能。カオスというものは火事のようなもので、どうやってもどこかで起こってしまうけれど、絶対に渦中にいちゃいけないもの。個人的には火事場の野次馬にも絶対になりたくない(これは個人的な美意識から)。
でも、火事のおさまった後の、プロによる「原因究明調査」の結果は参考にいただいて、自分の今後に役立てたい。
つまり、今のように「渦中」にいるときは、理想的な生活ができない自分を責めることを一切せず、「カオス」を注意深く見つけて即逃げる(物理的・精神的距離を置く)ことだけを考えようと割り切ったのです。