「学びの本質は、生きることをラクにすることにある」。(2019年6月26日(水))
松尾伊津香さんの『一生太らない魔法の食欲鎮静術』が素晴らしい本!と昨日書きかけたことを、今度こそきちんと書こうと思いつつ再び思考がさまよってしまうのは、この本がいわゆる「ダイエット本」なんかじゃなく、生きること全てに通じる本質に言及しているものだからなのかなと思っています。
この本から引用しますが、例えば、「今のあなたのライフスタイルは、あなたの居心地がいいようにつくられています。それに新しく何かをプラスするのは、想像以上に難しいことなのです」という言葉ひとつをとっても、
それこそ伊那食品工業の塚越さんがおっしゃる「年輪経営」につながる話だなぁと思ったり(いきなり頑張ろうとしてしまうと、ついていけなくなって、置いてけぼりになって、倒れてしまう部分が必ず出てくる)。
つくづく、学ぶことって、難しい本を読んで知識量で人に勝ろうとすることに大して価値はなくて、生きることをラクにすることに本質があるのだなぁと感じます。