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なぜ戦争・紛争はなくならないのか?

こんにちは、吉川です。

現在、ロシアのウクライナへの侵攻というニュースが世界を飛び交っています。ロシアの国民やメディアが、「反戦」を訴える一方で、死者や負傷者が増えている現状があります。日本もつい先週、3.11(東日本大震災)の追悼があったばかりなので、人の命が失われるのは、本当に心が痛みます。
そもそも、なぜ戦争や争いが起きてしまうのか?明確な答えがすぐに出なかったので調べてみました。

・なぜ戦争が起きるのか?

調べると要因は大きく4つです。
①「民族・宗教」の違い
対立の理由でよく耳にするのは、民族や宗教の違いによる対立ではないでしょうか。過去の抗争や日本での内乱の歴史にも、宗教などの対立は多いように思います。価値観や考えが違う事で争いの引き金になりやすいのですね。

②「食料」や「資源」を巡った争い
古来の争いや戦いは生きていくための食料の確保や、食料を求めて移動した先の領土を奪う事などに起因していると聞きます。生きていくための戦い。しかし、文明が発展すると食料や生活は豊かになり、その生活を維持する上で資源を求めていきました。現在は、食料を巡っての戦争より、鉱物や燃料資源などを巡った戦争が多くなっていると感じます。

③領土の争い
領土の争いには、②で挙げた食料や資源を獲得するために領土を広げる目的や、国家繁栄のために他国を侵略する目的が考えられます。

④国家や政府に対する不満
こちらはクーデターや内乱を引き起こす要因という点で挙げられています。
政府の体制などに不安を持った国民が反政府運動をしたり、武装化して政権打倒を狙ったりしているようです。

・戦争や紛争に共通する当事者の感情

「戦争を行ってる当事者に聞くと、みんな共通しているのが、自分や国が『正しいことをしている』と思い戦っていることだった」という記事をみました。
自分達の正しさを武力で証明しているのが、戦争や紛争と言えるかもしれません。
確かに人は、それぞれ異なる環境・グループ(国や地域)で育ってきているため、価値観や思考が違うのは仕方ないと思います。

・戦争と同じような感情は周りで起こっている

「自分の正しさを証明したい」「自分と違う人は間違っている」
武力で戦ったりはしないのですが、会社や学校でも同じような感情や思いから、色々な現象が起きているとも思いました。例えば、権力者(年上など)からの圧力や押し付け、アンチ、喧嘩なども、自分の正しさの証明や、敵を排除したいがゆえに産まれたものなのかもしれません。

・何が大切なのか

では、生まれも育ちも考えも違う私達が争いを起こさないためには何を意識すべきなのか。私が考えたのは3つです。
1つめは、自分勝手にならずお互い相手を理解する事だと思います。違うのは当たり前、だから攻撃して自分の意見を認めさせるのではなく、お互い歩み寄ったり、理解する意識が必要なのかもしれません。
2つめは、仲間意識を持つことです。
以前、池上彰さんが「結局のところ、戦争は、資源や食料をめぐる土地争い。今エネルギーや資源を一緒に管理しているヨーロッパでは争いは起きていない」と話している記事をみました。「一緒に資源を管理している仲間」と位置付けることで、「敵ではなく味方」の認識となり争いはなくなるのではないかと思います。仲間意識を持つと、喧嘩やいじめ、圧力などの優劣を決めるための争いも減るのではないかと思います。


調べていると戦争をする理由は、生きるための手段から、私利私欲の手段へと変わってきていると感じました。
私、個人ができる事は小さいかもしれませんが、被害に合ってる方がいる事を忘れないことや、子供など次世代に戦争の被害などを伝えていくこと、相手の理解に努めたりして、小さな暴力が怒るリスクをなくしていく事からやっていこうと思いました。

今日もありがとうございました!
吉川康弘(よっしー)

<参考文献>
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.huffingtonpost.jp/amp/2017/12/21/akira-ikegami-war_a_23313688/undefined
https://www.cuc.ac.jp/om_miraitimes/faq/u0h4tu0000001oy9.html
https://naohilog.com/larts/why-does-the-war-occur/

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